【慣用句】
黒白をつける
【読み方】
こくびゃくをつける
【意味】
物事の正邪・善悪・是非をはっきりさせる。白黒 (しろくろ) をつける。
【語源・由来】
囲碁は黒石と白石で勝負をつけることから。
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「黒白をつける」の使い方
健太くん。この壁に手を入れると、神様が黒白をつけてくれるんですって。
へえ。どうやって?
嘘つきな悪党なら、手を噛まれるの。正直者なら何も起こらないわ。
うーむ。僕は、手を入れるのは、ちょっと遠慮しておこうかな。
「黒白をつける」の例文
- 今夜こそは、徹底的に父と自分との間の黒白をつけると決意を固めた。
- 彼はこの町一番の憎まれ者だから、彼と黒白をつけたいような理由をもつ者はたくさんいるよ。
- その被疑者の身柄は本庁で預かって、そこでじっくり精神科の先生に精神鑑定してもらって、黒白をつけていただくことにしようじゃないか。
- この二人の喧嘩に、黒白をつける必要があるのか、喧嘩両成敗でいいんじゃないか。
- 彼女は何ごとも黒白をつけておきたい、はっきりさせてきちんとしておきたいという性格なので、グレーゾーンなんてあり得ない。