【慣用句】
事も無げ
【読み方】
こともなげ
【意味】
何事もないかのように平然としているさま。平気なさま。
「事も無げ」の使い方
健太くんは、事も無げに、虫を手でつかむわよね。
うん。虫って、みんな不思議な形をしていて、見ていて面白いんだよね。ロボットに利用されたりしているんだよ。
でも、触ってかゆくなる虫とかいるんじゃないの?
うん。小さいころからいろんな虫を触っているから、耐性ができているみたいなんだ。すごいでしょう?
「事も無げ」の例文
- 部屋がどうしても片付かないんですというと、彼女は事も無げに、全部捨てればいいじゃないという。
- 彼女は3回転ジャンプを事も無げにやって見せた。
- やっかいで、誰もが放り出した仕事を彼は事も無げにやってのけたのです。
- 私が、食べた瞬間辛くて泣きそうになったカレーライスを彼は、事も無げにむしゃむしゃ食べている。
- 僕が一か月かかって解いたパズルをともこちゃんは、事も無げに三分で解いてみせたのでした。
- 三人がかりでも重くて持ち上げられなかったテーブルを彼は、事も無げに、片手でひょいっと持ち上げ、表情も変えずに、どこに運べばいいか聞いてきたのでした。