「後顧の憂い」の意味
【慣用句】
後顧の憂い
【読み方】
こうこのうれい
【意味】
自分がいなくなった後の気遣い。将来への心配。
「後顧」は後ろを振り返ること。「憂い」は心配。
「後顧の憂い」という言葉は、将来についての気づかいや心配を指すんだ。つまり、後での事態や結果についての不安や気配りを意味しているよ。
なるほどな。つまり、今の行動や選択によって、後でトラブルや問題が起きないか気になる感じやな。
今は大丈夫やけど、あとあとで困らへんかなぁとか考える気持ちを表してるんやね。
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「後顧の憂い」の解説
カンタン!解説
「後顧の憂い」っていう言葉は、自分がやるべきことを終わらせた後に、まだ心配事や気になることが残っている状態を指すんだよ。要するに、やったことに対して、あとで困ったことや悩みが起こらないか心配することを言うんだ。
例えば、友達と遊ぶ約束をしたけど、宿題がまだ終わってない時とかね。遊びに行ったけど、帰ってきたら宿題をしないといけない、と心のどこかで気になっているような感じかな。それが「後顧の憂い」だね。やるべきことを全部終わらせてから遊べば、そうした心配はなくなるよ!
「後顧の憂い」の使い方
私のおじいちゃんは、小さいころの病気が原因で目が見えないの。だからおじいちゃんの両親は、後顧の憂いを抱えていたと思うの。
そうだよね。自分たちが居る間は守ってあげられるけど、居なくなった後のことを考えると心配だよね。
それで、おじいちゃんのすべてを認めてくれるお嫁さん探しをして、おばあちゃんという最高の伴侶を得ることができたの。
確かに、ともこちゃんのおばあちゃんは素晴らしい人だよね。おかげで、両親は後顧の憂い無く、あの世に旅立つことができただろうね。
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「後顧の憂い」の例文
- 先生は後継者の彼が居たおかげで、恐らく後顧の憂いのない気持ちがしておられたことと思う。
- 頼まれていた仕事やり終え、後顧の憂いなく旅に出た。
- 兄は、実家に僕がいるので、母の為に後顧の憂いがなく、自由気ままな浪人生活を続けていた。
- とても優秀な息子が後を継いでくれるので、後顧の憂いなく引退できる。
- 転勤の内示を受け、後顧の憂いがないように、細かく申し送りをした。
- 彼は、その件の関係者を後顧の憂いのないように、一人残らず叩き潰したのだろう。