【慣用句】
甲乙付け難い
【読み方】
こうおつつけがたい
【意味】
優劣の差がなく、どちらがよいか決められない。
【語源・由来】
「甲乙」は第一と第二。二者間の優劣。
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「甲乙付け難い」の使い方
今回の、ミス学園祭に出場する二人は、どちらも甲乙付け難いね。
そうね。私はどちらも好きだわ。顔もスタイルも性格も完璧で決められない。
みんなそう思っているみたいだよ。
これは、結果が楽しみね。
「甲乙付け難い」の例文
- 審査はそれぞれの部門別に行われ、全国大会出場者のレベルは高いので、どの演奏にも甲乙付け難い。
- 甲乙付け難い作品が目の前に並べられたとき、人は何を基準に選ぶのだろうか。
- 夏休みの課題の習字はどれも甲乙付け難く、どれを学校代表として出品するかで審査は難航した。
- 今回の公募作品は、三十作品すべてが、どれも甲乙付け難い面白味を持っていたので、審査が楽しかった。
- 彼の才能は、他の棋士たちと甲乙付け難いものだったが、何分、実績が足りなかったのだ。
- 長年いがみ合ってきた二人の顔に浮かんだ憎しみは、甲乙付け難い激しさだったので、傍観していた僕は動けなくなった。