「曲肱の楽しみ」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
曲肱の楽しみ
【読み方】
きょっこうのたのしみ
【意味】
清貧に甘んじて勉学に励み、正しい道を求め楽しむこと。また、貧しさの中にある楽しみ。貧しい中にも楽しみがあることにもいう。


お金持ちやなくても、心の富が大事やってことか。大事なのは、何を持ってるかやなくて、どんな目で見るかやね。
【語源・由来】
人の乗っていない舟が流れてきて自分の舟に衝突しても、誰も怒る人はいないという意から。
【出典】
「論語」
「曲肱の楽しみ」の解説
「曲肱の楽しみ」という言葉はね、お金がないけど、その中で見つける小さな幸せや楽しみを意味するんだよ。
「曲肱」っていうのは、お金がなくて枕も買えないから、自分のひじを曲げて枕代わりにして寝る、というような貧しい状況を指しているんだ。でも、この言葉のポイントは、そんな厳しい生活の中でも、幸せや楽しみを見つけることができるということ。
たとえばね、お金がなくて高級なレストランには行けないけど、家で自分で作ったおにぎりを公園で食べるのが楽しい、とか、新しい服は買えないけど、古い服をアレンジして着るのが楽しい、というように、お金では買えない楽しみや幸せを感じることができるんだよ。それが「曲肱の楽しみ」なんだね。
「曲肱の楽しみ」の使い方




「曲肱の楽しみ」の例文
- 質素な暮らしだが、季節の移ろいを感じながら曲肱の楽しみを得る。
- 曲肱の楽しみを感じながら、貧しいながらも欲に縛られず自由に生きる。
- 蛍雪の功を積み、曲肱の楽しみを知る。
- 会社が倒産し貧乏になったが、曲肱の楽しみを探しできるだけ楽しく生きる。
- 先生のおかげで貧しいことを恥と思わず、曲肱の楽しみを味わいながら学ぶことができた。
























