「今日は人の上、明日は我が身の上」の意味(語源由来・類義語・英語)

今日は人の上、明日は我が身の上
きょうはひとのうえ、あすはわがみのうえ
【意味】
災難はいつ自分の身に降りかかるか分からない。


だから、人の困ったことや辛いことを見ても、冷ややかにしないで手を差し伸べる心持ちが大切なんやね。ありがたい教えやわ。
【語源・由来】
今日は他人事だった災難も、明日には自分のことになるかもしれないことから。
【類義語】
・昨日は人の身、今日は我が身
【英語】
I to-day,you to-tomorrow.(今日は我、明日はあなた)
Lough before breakfast,you’ll cry before supper.(朝食前に笑うものは夕食前に涙するであろう)
「今日は人の上、明日は我が身の上」の解説
「今日は人の上、明日は我が身の上」という言葉は、こんな感じの意味があるよ。
今日、隣の人が困っていることや大変なことがあったとして、それが自分とは関係ないからって、見て見ぬふりをするのはダメだよ。なんでかって言うと、その隣の人の今の困りごとや大変な状況が、明日は自分の身にも起こるかもしれないからだよ。
だから、他人の困っていることや大変なことを見るとき、それは自分のことのように感じて、助けたりサポートしたりする心を持つことが大切だよ。この言葉は、他人の困りごとをただ見てるだけじゃなくて、気を使って、手を差し伸べるようにしようって教えてくれるんだ。
「今日は人の上、明日は我が身の上」の使い方




「今日は人の上、明日は我が身の上」の例文
- 今日は人の上、明日は我が身の上だから、他人事ではなく当事者意識をもってニュースを見る。
- 自分じゃなくて良かったと思っているかもしれないが、今日は人の上、明日は我が身の上というから気をつけたまえ。
- 今日は人の上、明日は我が身の上といい災難は予測不可能なので、備えあれば患いなしだ。
- 隣町の宝石店に強盗が押し入ったそうだ。今日は人の上、明日は我が身の上と考え防犯対策を強化する。
- 対岸の火事と思わず、今日は人の上、明日は我が身の上と思うことが大事だ。























