「目から鼻へ抜ける」の意味
【慣用句】
目から鼻へ抜ける
【読み方】
めからはなへぬける
【意味】
とても頭の回転がよく、ものわかりが早いこと。
なるほどな、それはつまり、「すごく頭がいい、またはすばしっこい」ってことやな。
こう、ピューンと頭が回転して、すぐに物事を理解したり、ちゃっかりと状況をつかんだりする人のことを言うんやな。頭の回転の速さとか、抜け目なさをたたえる表現やな。
【語源由来】
目で見分けたものを、すぐに鼻でかぎ分けるということから。
【類義語】
・一を聞いて十を知る
・一を推して万
・一を以て万を知る
【対義語】
・一を知りて二を知らず
・十を聞いて一を知る
・其の一を知りて其の二を知らず
・目から耳へ抜ける
・一知半解
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「目から鼻へ抜ける」の使い方
やったー。今日のことわざ・慣用句のテストで100点とったよ。
ともこちゃんは、本当に目から鼻へ抜ける人だね。
「目から鼻へ抜ける」の例文
- 僕の父親はどんな困難に直面しても、目から鼻へ抜けるような対応ができる自慢の父親だ。
- 生徒会長のともこちゃんは、目から鼻へ抜けるような人なので、先生から、とても頼りにされている。
- 僕のペットの犬は、目から鼻へ抜ける非常に利口な犬だ。
- 野球部のキャプテンの鈴木くんは、非常に利口で賢くて目から鼻へ抜けるような人だ。
- 目から鼻へ抜けるような子供に育って欲しい。
一口メモ:目と鼻は通じている
「目から鼻へ抜ける」は、たとえのことわざですが、実際に目と鼻は通じています。
目薬を入れると鼻から出る人もいることから、そうであることがわかりますね。
うどんを鼻から入れて口から出すという芸もあります。
すばしっこく物事を理解したり、状況を把握したりする能力を指しているんだよ。