【ことわざ】
見ると聞くとは大違い
【読み方】
みるときくとはおおちがい
【意味】
実際に見るのと人から聞いたのとでは大きな違いがあるということ。また、噂と事実が違うことにもいう。
【語源・由来】
ー
【類義語】
・聞くと見るとは大違い
・聞いて極楽見て地獄
・見ては極楽住んでは地獄
・聞いて千金見て一毛
・聞いて千金見て一文
・聞いて千両見て一文
【対義語】
ー
【英語訳】
There is a great difference between seeing and hearing.(見ると聞くとは大違い)
Fame is a liar.(世評は嘘つき)
Imagination goes a long way.(見ると聞くとは大違い)
A paradise on hearsay, a hell at sight.(聞いた話は天国で、見たものは地獄だ)
「見ると聞くとは大違い」の使い方
見ると聞くとは大違いというけれども、この町はうわさに聞いていたよりもセレブの町じゃないわね。
そうだね。普通の町だね。セレブっぽい人もいるけれども、そんなに言うほどセレブの町じゃないね。
不動産屋さんが、土地を売るためにセレブの町として売り出したのかしら?
今は、変わってしまっただけで、昔は、本当にセレブしかいなかったみたいだよ。
「見ると聞くとは大違い」の例文
- 見ると聞くとは大違いというけれども、その被災地は、テレビで得た情報よりもまだまだ復興には程遠い姿だった。
- とてもかわい子が隣のクラスにいるよという話を聞いて、実際に見に行ったが、見ると聞くとは大違いでがっかりした。
- この浜辺は散策するのにいい場所と聞いてきたのだが、見ると聞くとは大違いというように、ゴミだらけで、歩けない位だった。
- 見ると聞くとは大違いというけれども、引っ越してみたら、とても住みにくい町だった。
- 見ると聞くとは大違いというけれど、いい学校と聞いて、がんばって勉強して子供を入れたのに、先生の質が悪かった。