【慣用句】
物心が付く
【読み方】
ものごころがつく
【意味】
幼児期を過ぎて、世の中のいろいろなことがなんとなくわかりはじめる。
「物心」は、さまざまなことを理解できる心。
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「物心が付く」の使い方
ともこちゃん。物心が付く前の記憶ってある?
あるわよ。はっきり覚えているわ。私は、お母さんのお腹の中にいるときの記憶もあるし、自分のお母さんを選んで生まれてきた記憶もあるわ。
なんだって?ともこちゃんは天使か何かなの?
いいえ。れっきとした人間よ。ほら、背中に羽は無いわ。でも、記憶力が人一倍いいのよ。
「物心が付く」の例文
- お兄ちゃんとは12歳も年が離れているので、僕が物心が付いた時には、すでにお兄ちゃんは大人でした。
- 物心が付いてから初めて、父に高い高いをしてもらいましたが、記憶の奥底に封じられていた記憶がよみがえったかのようでした。
- 物心が付いた時には、すでに父はいなかったので、そういうものだと思っていました。
- 物心が付いたころから、祖父と一緒に山小屋に住んで、炭を作って暮らしていました。
- 物心が付いたころから、私は、病気で三日と寝付いた記憶が全くないので、健康そのものだったと思います。