【慣用句】
もぬけの殻
【読み方】
もぬけのから
【意味】
人が逃げ出した後の寝床や家。「もぬけ」は脱皮すること。また、その皮。
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「もぬけの殻」の使い方

健太くん。やっと見つけたわ。お母さんが怒っていたわよ。「健太の部屋をのぞいたら、もぬけの殻で、宿題をやらずににげだした!」ってね。

うわあ。やっぱり怒っていた?まさか見つかるとは思わなかったなあ。

普段から、悪さばかりしているから信用されていないのよ!さあ、家に帰るわよ。

ええーっ。もう少し遊ばせてよー。
「もぬけの殻」の例文
- 名刺に記載されている事務所に来てみたら、そこはもぬけの殻で、電話の音だけが鳴り響いていました。
- 警察が踏み込んだときは、もうそのアジトはもぬけの殻だったので、捜査情報が漏れた可能性があります。
- 健太くんは、いつも何も言わずにふらっと旅行に行ってしまうのですが、部屋がもぬけの殻だったので、またどこかに旅立ったのだと思います。
- 先生が、男子生徒の部屋に見回りに来た時、布団の中はもぬけの殻でした。
- 徴税に来た役人が見たのは、もぬけの殻になって、猫一匹いない静かな村でした。