「大鋸屑も取柄」の意味（語源由来・類義語）
【ことわざ】
大鋸屑も取柄
【読み方】
おがくずもとりえ
【意味】
どんなものでも何かの役に立つ。
「大鋸屑も取柄」このことわざは、どんな物でも、何かしらの役に立つ、という意味があるんだよ。
あぁなるほどな。つまり、「全てのものは役に立つ」ってことやな。
見た目や大きさに関係なく、それぞれに何かしらの役割や価値があるってことやな。大鋸屑みたいに役に立たなさそうに見えても、実は何かに使えるんやな。それを忘れへんように、このことわざが教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
無用の大鋸屑でも使い道がある意から。
【類義語】
・土器の欠けも用あり
・腐り縄にも取り所
・茶殻も肥になる
・曲がり木も用い所がある
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「大鋸屑も取柄」の解説
カンタン！解説
「大鋸屑も取柄」っていうことわざは、どんなものでも何かしらの役に立つっていう意味だよ。
大きな鋸で木を切ったときに出る屑って、普通はゴミだと思うよね。でもこのことわざは、そういった見た目上役に立たなさそうなものでも、ちゃんと考えれば何かの役に立つことがあるって教えてくれるんだ。
例えば、大鋸屑も燃やすことで暖を取ったり、庭の土壌改良に使うことができるんだよ。だから、「大鋸屑も取柄」っていうことわざは、「どんなものでも、それなりの価値がある」ということを伝えているんだよ。見た目だけで判断しないで、中身を探すことの大切さを教えてくれるんだね。
「大鋸屑も取柄」の使い方
何の取柄がない僕でも社会の役に立つ日が来るのかな。
大鋸屑も取柄というわよ。いつかその日がくるわよ。
その日が来なかったら何のために生まれて来たのか分からないや。
人は皆天命を持って生まれてくるから、何かしら役に立つわよ。
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「大鋸屑も取柄」の例文
- 大鋸屑も取柄で無駄な物はない。
- つかえない社員ばかりだという上司は自分が無能だと言っているようなものだ。大鋸屑も取柄といい、大抵のものは役に立ち使い方次第だ。
- コーヒーかすはゴミのようにみえて、消臭剤や油汚れ落としに役立つ。大鋸屑も取柄だな。
- 大鋸屑も取柄と思うと、すべてのものは役に立ち無用な物はないように思えて捨てられない。
- 価値観にとらわれるな。大鋸屑も取柄というから見方次第だ。
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