「大きな口をきく」の意味(類義語)
【慣用句】
大きな口をきく
【読み方】
おおきなくちをきく
【意味】
実力もないのに、威張った態度で、大げさなことを言う。
「大きな口をきく」という表現は、偉そうなことを言うこと、つまり自分を大きく見せようとする態度を示すんだよ。
つまり、自分を大きく見せようとして、偉そうなことを言うってことか。
大口を叩いて、自分がえらい人みたいに振る舞うんやな。そういう態度を示す言葉なんやね。
【類義語】
大口をたたく
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「大きな口をきく」の解説
カンタン!解説
「大きな口をきく」という表現は、自分が実際にはできないことを大げさに言ったり、自分の力量以上に威張って物を言ったりすることを表すんだよ。
「口をきく」というのは、話すこと、または上手に話すことを意味しているんだ。だから、「大きな口をきく」っていうのは、話が上手なだけでなく、実際よりも大げさに自分のことを話すことを指すんだよ。
例えば、自分がサッカーが下手なのに、「俺、プロ級だよ」とか言っちゃうような状況が「大きな口をきく」に当たるね。大切なのは、言葉だけじゃなくて、その裏付けとなる実力が必要だってことだよ。
「大きな口をきく」の使い方
彼は、なんでもわかっているかのように大きな口をきくから、みんなに好かれていないんだよね。
ああ、彼ね。彼も大変なのよ。優秀なお兄さんが二人もいて、いつも比べられるから、ああいう態度になってしまうのよ。
そうなんだ。悩みを打ち明けてくれればいいのに。
悩みを打ち明けたら負けだと思ってしまっているのよ。悪い子ではないのよ。
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「大きな口をきく」の例文
- 弟は、かつてあんな大きな口をきいていたが、あの頃の弟に今の彼の姿を見せてやりたいくらい落ちぶれたものだ。
- 神様はいつでも見守ってくださっているのだから、神様に大きな口をきくものじゃないよ。
- 一緒に仕事を始めたころから、助手のくせに大きな口をきくなとは思っていた。
- 一年前のことだったが、あなたのおかげで私は助かったのだから、この町であなたに大きな口をきく奴がいたら、私が許さない。
- 女神さまでも私の美しさにはかなうまいと大きな口をきいた娘は、天罰で花に変えられてしまったそうだ。