「臆病風に吹かれる」の意味(類義語)
【慣用句】
臆病風に吹かれる
「臆病風が吹く」「臆病風を引く」「臆病風が立つ」ともいう。
【読み方】
おくびょうかぜにふかれる
【意味】
臆病な気持ちになる、おじけづくこと。
「臆病風に吹かれる」という表現は、怖くなる、または怖気づくという気持ちになることを表すんだよ。
つまり、「ちょっとビビってしまう」、「怖気づいてしまう」ってことやな。何かに挑戦するときや困難な状況になったときに、心が揺らいでしまう感じやな。
でも、これもまた挑戦の一部やから、勇気を出して乗り越えるのが大事やな。
【類義語】
・臆病神がつく
・臆病風が身にしむ
・臆病神にあおり立てられる
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「臆病風に吹かれる」の解説
カンタン!解説
「臆病風に吹かれる」っていう言葉はね、怖がって行動できなくなっちゃう、すごく怖がりな感じになっちゃうことを指しているんだよ。
「風」っていうのは、特定の状態や感じを表すんだ。「臆病風」っていうのは「怖がりな感じ」って意味だよ。「吹かれる」っていうのは、その感じになっちゃうことを表しているんだ。
だから、「臆病風に吹かれる」っていうのは、「怖がりな感じになっちゃう」っていう意味なんだよ。
例えばね、友達と公園で遊んでいて、高いジャングルジムに登ろうとしたけど、怖くなってしまった。そんな時に「臆病風に吹かれた」って言うんだよ。つまり、勇気を出せずに怖がってしまったっていう意味だね。
「臆病風に吹かれる」の使い方
ともこちゃん。本当にこのドアを開けないと駄目かなあ。
臆病風に吹かれたのなら、開けなくてもいいのよ。ドアを開けないでそのまま帰ることもできるわ。それは健太くんの自由だわ。
うーん。でも、ドアの中が気になるんだよね・・・。でもやっぱり怖いなあ。
うふふ。さあ、ドアの向こうには何が待っているんでしょうね。
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「臆病風に吹かれる」の例文
- 僕は、今まで、臆病風に吹かれて退散するなんて恥ずかしい真似はしたことがないんだ。
- ともこちゃんは、健太くんが臆病風に吹かれて泣いている間、ずっとそばにいてなぐさめてあげたのだった。
- 彼は、臆病風に吹かれ、教室の机の下に隠れて震えていたのだった。
- 祖母は、周りから臆病風に吹かれていると馬鹿にされようとも息子である私の父を戦地に赴かせるようなことはしなかった。
- 僕が土壇場になって臆病風に吹かれるかもしれないなんて、そんな心配をしている暇があったら、段取りのおさらいをしておけ。