「大嘘は吐くとも小嘘は吐くな」の意味
【ことわざ】
大嘘は吐くとも小嘘は吐くな
【読み方】
おおうそはつくともこうそはつくな
【意味】
大きな嘘は信じてもらえないから害が少ないが、小さな嘘は信じてもらえやすく害が大きくなるからついてはいけない。
「大嘘は吐くとも小嘘は吐くな」ということわざは、大きなうそならばすぐに見破られるが、小さなうそは真偽を見分けにくいからこそ、人をだましてしまいやすいという警告が含まれているんだよ。
そうか、つまり「大きなウソはすぐバレるけど、小さなウソは見抜きにくいからこそ危険」ってことやな。
だから、どんなに小さなウソでもつかへん方がええ、という教えがここにはあるんやね。
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「大嘘は吐くとも小嘘は吐くな」の解説
カンタン!解説
「大嘘は吐くとも小嘘は吐くな」っていう言葉はね、大きなうそも小さなうそも、どちらも嘘は良くないんだけど、特に小さいうそが危険だよ、って教えてくれているんだよ。
なぜなら、大きなうそは、だいたいすぐに「あ、これはうそだな」ってわかることが多いから、大きな問題にはなりにくいんだ。でもね、小さなうそは、本当のことかうそかなんて、なかなか見分けがつかないんだよ。だから、小さなうその方が、人をだますことができてしまうんだ。
たとえば、友達が「宿題、全然終わってないよ~」って大げさに言っていたけど、実はほとんど終わっていた、というのが大きなうそだね。それに対して、「テスト、1点足りなかった~」って言っていたけど、実は全然勉強してなかった、というのが小さなうそだよ。小さなうその方が、信じてしまいやすいから問題になるんだよ。
だから、「大嘘は吐くとも小嘘は吐くな」っていうのは、嘘はどんなに小さくても、絶対についてはいけないっていう教えなんだね。
「大嘘は吐くとも小嘘は吐くな」の使い方
健太くんの嘘を信じてしまったじゃないの。大嘘は吐くとも小嘘は吐くなよ。
信じる方が悪いんだよ。
誰からも信用されなくなるわよ。
大丈夫。嘘を吐きながらうまく世を渡り歩くよ。
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「大嘘は吐くとも小嘘は吐くな」の例文
- 明らかな嘘は笑って許されるが、小さな嘘は真実味を伴い無理だ。大嘘は吐くとも小嘘は吐くなを守れ。
- 大嘘は吐くとも小嘘は吐くなというから、人を傷付けるような小さな嘘はついてはいけない。
- 明日は槍が降ると言われても誰も信じないけど、明日ひょうが降ると言われたら信用してしまうよ。大嘘は吐くとも小嘘は吐くなという。信頼を損ねたくないならそんな嘘は吐くな。
- 君がトイレットペーパーが売り場から消えたなんて嘘をSNSでつぶやくから世の中が混乱したじゃないか。大嘘は吐くとも小嘘は吐くな。
- 大嘘は吐くとも小嘘は吐くなと言われるが、相手を傷つけないための優しい嘘以外はそもそもつかない方が身のためだ。