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【負うた子より抱いた子】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

負うた子より抱いた子

「負うた子より抱いた子」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
負うた子より抱いた子

「負うた子より抱く子」「負ぶった子より抱いた子」ともいう。
【読み方】
おうたこよりだいたこ

【意味】
人の常として離れている人よりも身近にいる人、他人よりも親戚を大切にするということ。

ことわざ博士
「負うた子より抱いた子」ということわざは、近くにいる人、身近な人を最初に大切にするのが人間の自然な感情である、という意味を込めているんだよ。
助手ねこ
ええな、それはつまり、「身近な人の方が遠くの人より大事にする」ってことやな。

離れてる人より、近くにいる人をまずは大事にするのが人間の常やってわけや。まあ、なんとなくそうやなって思うわな。

【語源・由来】
背中に負ぶった子よりも抱いた子を優先して面倒をみるという意から。

【類義語】
・生んだ子より抱いた子

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「負うた子より抱いた子」の解説

カンタン!解説
解説

「負うた子より抱いた子」っていうことわざはね、自分の近くにいる人や身近なものを、遠くにいるものよりも先に大切にしたり、気にかけることが普通だよ、っていう意味だよ。

例えばね、自分の家族や友達のことを、遠くに住んでいる知り合いよりも先に心配したり、気を使ったりするのは、このことわざの教えに当てはまるんだ。人は普通、近くのものや関係が深いものを先に考えるものなんだよ。

「負うた子」とは、背中に乗せている子供のことを言い、「抱いた子」は、腕で直接抱きしめている子供のことを言うよ。だから、このことわざは、直接手で触れられるものや身近なものを、遠くのものよりも大切にするっていう人の心情を上手く表しているんだね。

「負うた子より抱いた子」の使い方

健太
負うた子より抱いた子というけど、兄さんは離れて暮らす僕たちよりも奥さんを大事にしているんだ。
ともこ
負うた子より抱いた子はしょうがないわよ。頼りになるのは身近な人だもん。
健太
そういうもんか。家族としてはなんだかさみしいけどね。
ともこ
結婚して独立したんだからそれでいいのよ。
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「負うた子より抱いた子」の例文

例文
  1. 親戚を優先して出世させてしまうのは、負うた子より抱いた子で世の常だ。
  2. 負うた子より抱いた子で、受けた恩の大小ではなく近くにいるかどうかで対応に温度差が出る。
  3. 彼とは親友だったが負うた子より抱いた子という。近くにいる友人を優先させる。
  4. 他人と親戚が同時に困っていたら、間違いなく負うた子より抱いた子と考え親戚を助けに行く。
  5. 負うた子より抱いた子というが、恋愛でも身近な人に愛情を深く感じ遠距離はうまくいかないものだ。




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