【慣用句】
先を争う
【読み方】
さきをあらそう
【意味】
人より先になろうと争って進む。
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「先を争う」の使い方
この前、駅前にいま人気のアイドルの女の子が居たんだ。気づいた人たちが先を争って彼女のもとに駆け寄ったものだから、駅前は一時騒然となっていたんだよ。
へえ。その女の子は大勢の人に駆け寄られて大丈夫だったの?
うん。スタッフの人達がすぐに気づいて彼女を守ったんだ。おかげで、僕も彼女と握手することができなかったんだよ。
とても優秀なスタッフがいてよかったわね。
「先を争う」の例文
- 人々は先を争って目当ての福袋の売り場に走って行ったので、店員さんは、走らないで下さい、危ないですと声を限りに叫んでいた。
- 開門すると同時に人々は先を争って場内へなだれ込んだのでした。
- お父さんの車が家の前で停まる音がすると、子供たちはじっとしていられなくなって、先を争って玄関へ飛び出しました。
- 猫用の缶詰を開けると、その音を聞きつけて、先を争うように三匹の猫が走ってきた。
- カメラマン達は先を争って前に進み、至近距離からのアングルを狙ったのでした。