「猿に木登り」の意味
【慣用句】
猿に木登り
【読み方】
さるにきのぼり
【意味】
教える必要のない者に教えるというむだなこと。
「猿に木登り」という言葉は、もともと得意なことを知っている者にさらに教えようとする、つまり無駄な行為を指すたとえなんだよ。
ああ、それはつまり、プロにプロのことを教えようとするみたいな感じやな。
例えば、料理の達人に「この食材はこう使うんだよ」なんて教えようとするのと同じやろ。それはもう知っとるわ!ってことやな。猿が木に登るのは当たり前やしな。無駄な努力をしないように気をつけなあかんねんてことや。
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「猿に木登り」の解説
カンタン!解説
「猿に木登り」っていう言葉はね、もともと得意なことをしてる人に、そのことを教えようとする無意味な行為を指すんだよ。だって、猿はもともと木に上るのが得意だよね。だから、猿に木登りの方法を教えるのは、完全に無駄ってこと。
例えば、サッカーがとっても得意な友達に「ボールの蹴り方を教えてあげるよ!」って言うのは、まさに「猿に木登り」って感じ。その友達はもう上手だから、教えるのは無意味なんだよね。この言葉を使うと、無駄なことをしていることを面白おかしく伝えることができるよ。
「猿に木登り」の使い方
健太くん。あの小学生に何を教えていたの?
知らない子なんだけどね。英語の勉強をしていたから、年上のお兄さんとして英語を教えてあげたのさ。
ええっ。猿に木登りよ。あの子は生まれてから、先月、日本に帰国するまでずっとアメリカにいたから、私たちより英語が話せるのよ。
ええ~。なんだか恥ずかしいことをしてしまったぞ。
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「猿に木登り」の例文
- あの子にピアノを教えるなんて猿に木登りで、彼女はあの若さでピアノのCDを出しているんだよ。
- ヨーロッパのトップクラブのユースで活躍していた彼に、サッカーを教えるなんて猿に木登りだよ。
- 水泳競技でオリンピック強化選手になっている女の子がクラスにいて、今度、授業で水泳を教えるのだが、猿に木登りだから、彼女に生徒を指導してもらおうか。
- 帰国子女の子が10人もいるクラスで英語の授業をするなんて、猿に木登りを教えるようなものだ。
- 彼女に、魚のさばき方を教えてあげただって?あの子は魚屋の子だから、小さいころから魚をさばくことができるんだから猿に木登りだったんだよ。