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【尻が暖まる】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
尻が暖まる

【読み方】
しりがあたたまる

【意味】
長い間同じ場所に居る。

【類義語】
・尻を暖める

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「尻が暖まる」の使い方

健太
クラスメイトが引っ越すことが決まったんだ。
ともこ
ええー。あの子は、一学期に来たばかりでしょう?尻が暖まる暇もなかったわね。両親の仕事のせいなの?
健太
そうらしいよ。駅前の大型スーパーの建設計画のために来ていたんだけど、その計画が立ち消えになったから、彼女のお父さんもまた異動になったんだそうだよ。
ともこ
尻が暖まる暇もないから、親友を作ることができないし大変ね。もっと彼女と仲良くなりたかったなあ。

「尻が暖まる」の例文

  1. 二、三年ごとの転勤で尻が暖まる暇がなかったので、子供たちには、友達との別れが多い悲しい日々だったと思う。
  2. 毎日忙しくて、尻が暖まる暇がない。
  3. 皆さん優しくて、居心地がよい職場だったので、尻が暖まり、去りがたい思いです。
  4. 母は引っ越しが大好きなので、いつも尻が暖まる暇もなく、転居を繰り返す。
  5. 尻が暖まる暇もなく世界中の国を飛び回っていたので、そろそろ落ち着ける場所を見つけたいと思っています。
  6. 転勤が多く、尻が暖まる暇もなかったので、会社を辞めて起業することにした。