「住まば都」の意味(対義語・英語訳)
【ことわざ】
住まば都
【読み方】
すまばみやこ
【意味】
住むのならば、辺鄙な土地より都のほうが良いということ。
住んでる場所に対する愛着や満足感を示してるんやね。どこに住んでいても、その場所を大切にする心が大事やってことやな。
【対義語】
・地獄も住みか
・住めば田舎も名所
・住めば都
・住めば都で花が咲く
・住めば都の風が吹く
【英語訳】
It will be a capital if it lives.
「住まば都」の解説
「住まば都」というのはね、最初は不便かもしれない田舎でも、そこに住むうちに慣れて、それが自分にとって最高の場所に感じられるっていうことを言っているんだよ。
たとえば、最初は都会の生活に憧れるけれど、田舎に住んでみると、自然がいっぱいで静かで、そこがとても良い場所だと感じるようになることがあるでしょ。それが「住まば都」ってことなんだ。
このことわざは、どこに住んでも、その場所を愛することができるって教えてくれるんだよ。だから、どんな環境でも、そこを自分の場所として大切にすることが大事なんだね。自分の住む場所を心から愛することで、幸せを感じることができるんだよ。
「住まば都」の使い方
「住まば都」の例文
- 住まば都というように、都会にいると地方の物も手に入るから遠方まで足を延ばさなくてもいいので旅行嫌いの僕のための言葉のようだ。
- 都会だと、テレビで評判のお店がたくさんあるし、海外の日本一号店もあるから選択肢が多くて楽しいので住まば都である。
- 僕は画家として、いろんな人の意見を聞きたいし、有名な先生の下に付きたいので住まば都である。
- 都会だと、災害があった時の復興がとても迅速に行われるから、住まば都だと思う。
まとめ
「都」は「宮所(みやどころ)」から転じた語で、皇居が所在するところを指す。現在の日本ではこういう理由で「東京」には「県」ではなく「都」がつき、首都であることを表している。東京には約1370万人が住んでいるが日本人の9人に一人が住んでいることになる世界有数の人口過密都市である。これだけの人たちの欲求を満たすためにいろんな物が集まり、同時にいろんなチャンスが生まれるので住まば都という人はこれからも増えていくのだろう。
この表現は、住んでみるとその場所の良さがわかるということ、または住む場所によって人の価値観や満足感が変わることを教えているんだ。