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【斜に構える】の意味と使い方や例文(語源由来)

斜に構える

「斜に構える」の意味(語源由来)

意味
【慣用句】
斜に構える

【読み方】
しゃにかまえる

【意味】
①剣道で、刀を斜めに構える。
②身構える。改まった態度をする。
③物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨む。

ことわざ博士
「斜に構える」という言葉にはいくつかの意味があるんだ。一つ目は剣道において刀を斜めに構えること。二つ目は、人が何かに対して身構えたり、改まった態度を取ることを言うんだよ。

そして三つ目は、物事に真っ直ぐ向き合わずに、皮肉や冗談を交えたり、少し距離を置いたような態度を取ることを指しているんだ。

助手ねこ
おお、そういうことか。剣道で刀を斜めに構えるのは、まあ、文字通りやけど、他の意味としてはちょっとしたかっこつけやな。何かに本気で取り組むんじゃなくて、ちょっと横から目線で、「ふ〜ん、そう来たか」みたいな感じで構えるってことやね。

みんな真剣にやってるのに、一人だけニヤニヤしながら余裕ぶっこいてる感じか。でも、そんな態度、時には周りを和ますこともあるかもしれんけど、誤解されることもあるから気をつけなあかんね。

【語源・由来】
刀を斜めに下げて身構えるのがもともとの意味。

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「斜に構える」の解説

カンタン!解説
解説

「斜に構える」という言葉、いろんな意味があるんだよ。

まず一つ目は、剣道で使う言葉で、剣を体の前で斜めに構えることを言うんだ。これは剣道の技の一つで、ちゃんとした構え方のひとつなんだよ。

二つ目は、人が何かに備えること。たとえば、何か大事なことがある時に、緊張して身構える、つまり用心深くなるって意味だね。

そして三つ目は、人が物事にまっすぐに取り組まないで、ちょっと遠回しに、または少し冷やかな感じで物事を見たり話したりすることを言うんだ。たとえば、誰かが真剣に話しているのに、それをちょっと茶化したり、冗談を言ったりするときに使うことがあるよ。

この「斜に構える」という言葉は、「ななめに構える」とは読まずに、「しゃに構える」と読むんだよ。そして、この言葉は、そんな風にちょっとした距離を置いて物事を見る態度を表しているんだね。

「斜に構える」の使い方

健太
ともこちゃん。どんなに努力をしても、どうせ僕の良さなんて世間に認められっこないさ。
ともこ
えっ?何でそんなに世の中に対して斜に構えるの?健太くんの良さを分かってくれる人はいるわ。私だってその一人よ。だから、あきらめずに宿題をするべきだわ。
健太
宿題をして頑張ってもどうせ100点は取れないさ。
ともこ
ははーん。宿題をしたくないからって世の中のせいにしようとしているでしょう?そんなこと言っても宿題は見せませんからね。自分でちゃんとやってね。
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「斜に構える」の例文

例文
  1. 無私の愛を信じない、自分の親以上に自分を愛してくれる人なんているわけないさ、と斜に構える態度を取る。
  2. 友人の忠告を斜に構えて聞くのは、失礼だよ。
  3. 皆さんに伝えたいことがあるというので、何事かと斜に構えて待っていたら、単なる新曲の告知だった。
  4. この辺り一帯を開発する企業側は斜に構え、住民代表を出迎えた。
  5. 健太くんは、校長先生のお説教を斜に構えて聞いているが、あれでは先生の想いは伝わらないだろう。
  6. ともこちゃんは、立ち上がって斜に構えると偉そうに胸の前で腕を組んだ。



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