「竹を割ったよう」の意味
【慣用句】
竹を割ったよう
【読み方】
たけをわったよう
【意味】
竹は縦に刃物を入れるときれいに割れる。それを真正直で、さっぱりした気性にたとえたことば。
へぇ、竹がパキッと割れるみたいに、人の性格もサッパリしてるってことかい。曖昧なんかじゃなくて、思ったことをはっきりと言うし、行動もクリアでわかりやすいんやな。
そういうストレートな人は付き合いやすくてええよな。周りにも遠慮なく本音で話せるし、信頼もしやすいわ。まさに竹を割ったようなさっぱりとした性格、ええことや!
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「竹を割ったよう」の解説
カンタン!解説
「竹を割ったよう」ということわざはね、竹がきれいに一直線に割れるように、人の性格や態度がはっきりしていて、すっきりとしていることを表しているんだよ。つまり、物事をはっきりと言ったり、決断が早かったりする人のことを言うんだね。
たとえば、友達が何かを決める時に「うーん、どうしようかな…」って迷っていないで、サッと「これにする!」って決められる人がいるでしょ? そういう人は「竹を割ったような性格」と言われることがあるんだ。それは、竹のようにスパッと決めるから、はっきりしていて分かりやすいって意味なんだよ。
このことわざは、曖昧でなく、はっきりとした態度を取ることの大切さを教えてくれているんだ。でも、「竹を切ったよう」と言うのは間違いで、「竹を割ったよう」というのが正しい表現なんだよ。だから、人が物事をはっきりと決めている時、その様子を表すのに使われるんだね。
「竹を割ったよう」の使い方
健太くんは、竹を割ったような性格だから、今日怒っていても、明日にはきれいさっぱり忘れているんでしょうね。
そうだね。寝ればだいたいリセットされてすっきりするね。
私も健太くんのようになりたいわ。
ともこちゃんも、難しいことは考えないでぐっすり眠ると良いよ。
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「竹を割ったよう」の例文
- 彼女は、竹を割ったような性格だから、クラスメイトをいじめたりなんかするわけがないじゃないか。
- 彼は竹を割ったような性格だから、裏がないので、みんなからとても信用されている。
- 彼女は竹を割ったような性格だから、媚びることができないので、出世はできないが、部下からは慕われている。
- 彼は竹を割ったような性格だから、取引先から。絶大な信頼を得ていて、ぜひ彼を担当にしてほしいとご指名があるほどだ。
- 彼女は竹を割ったような人だから、あなたが気にするほど、彼女は気にしていないと思うよ。
すなわち、曖昧さがなく、物事をストレートに言ったり行動したりする人の特徴を称える言葉なんだよ。