「手に汗を握る」の意味(語源由来)
【慣用句】
手に汗を握る
【読み方】
てにあせをにぎる
【意味】
何かを見たり聞いたりしながら、緊張したり興奮したりすること。
ああ、そういうことか。つまり、ドキドキするような状況や、緊張感のある出来事を体験するときに使う言葉やな。
映画を見てる時やスポーツ観戦で、手に汗握るっていうのは、その場の緊張や興奮を感じてるってことやね。こんなに緊迫した気持ちを表す言葉もあるんやな。
【語源由来】
興奮してにぎった手に汗がにじんでくることから。
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「手に汗を握る」の解説
カンタン!解説
「手に汗を握る」という言葉は、何かを見たり聞いたりしている最中に非常に興奮したり、緊張したりする様子を表すことわざだよ。
この表現は、文字通りには緊張や興奮で手のひらに汗を握る、つまり汗ばむほどの感情の高まりを経験するという意味なんだ。たとえば、スポーツの試合を見ていて、ゲームの展開が非常に緊迫しているときや、映画やドラマでクライマックスのシーンを見ているときなどに、この言葉を使うことがあるよ。
「手に汗を握る」状況は、観客や聞き手がその出来事に深く没入していて、感情的に大きく動かされていることを示しているんだ。この言葉は、その状況が非常にエキサイティングであること、または人を引き付けるほどの魅力があることを表しているんだね。
このように、「手に汗を握る」という表現は、何かに対して強い緊張感や興奮を感じている状態を表すのに使われる言葉なんだよ。
「手に汗を握る」の使い方
健太くん、今日の空手の試合は、手に汗を握る熱戦だったわ。
途中はどうなるかと思ったけれど、最後まであきらめないで戦ったおかげで勝てたよ。それもみんなの応援のおかげだ。
そうね、観客席のみんなが、手に汗を握って健太くんを応援していたわ。観客と健太くんが一体になってたたかっているみたいだったわ。
あんなすごい応援をもらったんだから、負けるわけにはいかない。勝ててよかったよ。
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「手に汗を握る」の例文
- 手に汗を握って応援していたので、一瞬のことが長く感じられた。
- 相手が尊敬する人だったので、たったそれだけの会話で手に汗を握った。
- そのドラマは手に汗を握る大冒険のストーリーで、とてもおもしろかった。
- 読者に手に汗を握るような漫画を読ませてあげたいと思い、編集者になった。
- 手に汗を握り、お母さんが、赤ちゃんがよろよろ歩くのを見ている。
- 映画を見終わってから手に汗を握ってみていたことに気づいた。
【注意!】間違った例文
❌「暑がりの友人は、いつも手に汗を握っている。」
この使い方は間違い。「手に汗を握る」は、暑くて出る汗には使わない。
この言葉は、緊迫した状況や興奮する出来事に遭遇した際に、手のひらに汗をかくほどの感情が高まる状態を表しているんだ。