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【血が通う】の意味と使い方や例文(語源由来)

【慣用句】
血が通う

【読み方】
ちがかよう

【意味】
事務的ではない人間らしさがあって、情感が通じ合うこと。

「生きている」ということの別の言い方でもある。

【語源由来】
生きているものには、あたたかい血が流れていることから。

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「血が通う」の使い方

健太
おじいちゃんが、この国には血が通った福祉政策が必要だって言っていたよ。
ともこ
へえ。うちのおばあちゃんも同じことを言っていたわ。役所は弱者の立場に立っていないとか、何を申請するにも書類ばかりで、その書類を取りに行くことが、弱者は大変なのにって言っていたわ。
健太
役所の人や議員さんは予算の心配や選挙の対策ばかり練っていないで、もっと市民の声を聞くべきだよね。
ともこ
そうよね。私たちが大人になったら、そういう政治ができる環境を作っていきましょうね。

「血が通う」の例文

  1. 住民は皆、新しい若き市長に、旧来とは異なる血が通った行政を望んでいる。
  2. この事件の裁判は、血が通った判決だったと評判になった。
  3. 「君が書く作品のキャラクターには、いつも血が通っていないから、物語としてはほとんど成立していないんだよね。」と言われた。
  4. 温泉旅行にいったとき、旅館の人の血が通ったおもてなしに感動した。
  5. あのスーパーは血が通ったサービスを心がけているから、地域の人々に信頼されているし、少し高くてもあのスーパーにしようと思う人が多い。
  6. あの銀行は血が通っていないから、儲かっているときは、頻繁に挨拶に来るのに、経営が危うくなると手のひらを返したように、融資を頼んでもすげなく断る。