「後ろに目無し」の意味(語源由来)
【ことわざ】
後ろに目無し
【読み方】
うしろにめなし
【意味】
気が付かないことは多いということ。
そやな、それはつまり、目の前のことしか見えへんから、後ろに何があるかわからへんってことやな。
自分が見えへんところにもちゃんと注意を向けなあかんってことやな。これは、周り全体を見渡して注意深くいることの大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
後ろに目がないので後ろにあるものは見えない意から。
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「後ろに目無し」の解説
カンタン!解説
「後ろに目無し人には」っていうことわざは、自分が気づかないことが多い人のことを指すんだよ。なんでかっていうとね、人間って後ろに目がないから、後ろに何があるかはなかなか見えないんだよね。
たとえば、友だちがふざけて後ろから近づいてきても、それに気づかないことが多い人を指して使うよ。または、自分の行動が他人にどう影響を与えているかに気づかない人を指すこともあるんだ。
つまり、「後ろに目無し人には」っていうのは、「自分の周りのことに気づかない人」または「自分の行動の影響に気づかない人」っていう意味になるんだよね。
「後ろに目無し」の使い方
健太くん。あの子がいつも健太くんを見ているわよ。
後ろに目無しってやつだね。気が付かなかったよ。
客観的に見ているとすぐにわかるわよ。
何でもそういうものだよね。自分では分からない。
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「後ろに目無し」の例文
- 後ろに目無しで自分の欠点にずっと気が付いていなかった。
- 目配りをしていたつもりだったが、後ろに目無しだった。
- すべて把握していると思っていたが、後ろに目無しでわかっていなかった。
- 後ろに目無しということがあると認識しているだけで違う。
- 健太くんのことは何でも知っているつもりだったが、後ろに目無しで気が付いていないことがたくさんあった。
つまり、自分の視野にないところにも注意を払うことの重要性を教えてくれる表現なんだ。