「青筋を立てる」の意味
【慣用句】
青筋を立てる
【読み方】
あおすじをたてる
【意味】
顔面に静脈が浮き出るほど、ひどく怒ったり、興奮したりする。
つまり、「ものすごく怒って血管が浮き出てる」ってことやな。
まあ、直訳すれば、「青い筋(血管)が立ってる」ってわけやけど、ここでは「すごい怒り」を表してるんやな。ちょっと怖い感じもするけど、要はすごい怒りを感じていることを示す言葉やな。
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「青筋を立てる」の解説
カンタン!解説
「青筋を立てる」っていう言葉は、人がすごく怒って、頭のこめかみの部分に血管が浮き出るほど興奮している状態を表すんだよ。普通に考えたら怒りで「赤くなる」イメージがあるかもしれないけど、この表現では「青」を使っているんだね。
怒った時、心臓がドキドキして血液が体中を駆け巡り、顔が赤くなるような感じがするかもしれないけど、実はその時、血圧も上がって血液が増えてくるんだ。それで、血液が増えすぎて皮膚に収まらなくなると、血管が浮き出て見えることがあるんだ。
その浮き出た血管が静脈だから、青く見えるんだよ。それで、「青筋を立てる」って言うんだね。つまり、この言葉は、怒りで血圧が上がり、顔に静脈が浮き出ている様子を表しているんだ。だから、ここでは「赤」じゃなくて、「青」っていう色が使われているんだよ。
「青筋を立てる」の使い方
今日ね、先生が生徒を怒ったんだけどね、生徒が口ごたえをしたの。
それから先生はどうしたの?
あのね。漫画によく、怒りマークが顔についていることがあるでしょう?あのマークがなるほどって納得できるくらいに青筋を立てて怒ったの。
ええ。それは僕も見たかったなあ。漫画のような青筋を・・・。
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「青筋を立てる」の例文
- 彼の家に着くと、家の前に先客がいて、その客は額に青筋を立てて、しきり玄関の呼鈴ベルを押していた。
- 彼と事件の話をしていたら、その時の怒りを思い出したらしく、彼はこめかみに青筋を立てた。
- 彼の放った言葉が、よほど神経に障ったと見えて、先生は額に青筋を立てた。
- ただでさえ高血圧持ちの会長が、最近は青筋を立てて怒ることが多くなっていて、いつプッツリ血管が切れてもおかしくない状態である。
- 母親は、ろくに仕事もしなかった父親のことをずっと憎んでいたから、父親のところへ会いに行くとでも言おうものなら、たちまち眉間に青筋を立てただろう。
つまり、極度に怒ったり、興奮したり、癇癪を起こしたりする様子を表現しているんだ。