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【胡坐をかく】の意味と使い方や例文(慣用句)

胡座をかく

「胡坐をかく」の意味(語源由来)

意味

【慣用句】
胡坐をかく

【読み方】
あぐらをかく

【意味】
いい気になっていて努力、改善をしない。また、ずうずうしい態度をとるたとえ。

ことわざ博士
「胡座をかく」という表現は、リラックスして座る、特にあぐらを組んで座ることを指すんだよ。

この表現は、気楽に構えていて、特に何も努力せずに過ごす様子を表すために使われることが多いんだ。

助手ねこ
つまり、何もせずにあぐらをかいて座ってる様子を言うんやな。気楽に構えて、何もせずに過ごすことを指す言葉やね。

ちょっと遊んでる感じやな、もっと真面目にせんといかんってことを教えてくれてるわけや。

【語源由来】
楽な座り方であるあぐらをかくことから。

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「胡坐をかく」の解説

カンタン!解説
解説

「胡坐をかく」の「胡」は足のことを示し、「坐」は座ることを表しているよ。だから「胡坐をかく」は文字通りには「足を組んで座る」っていう意味になるんだけど、もっと広い意味では「何もしないでくつろいでいる」や「怠けている」っていう意味でも使われるんだよ。

たとえばね、「勉強しないで胡坐をかいていたら、テストで悪い点を取ってしまった」っていう風に、努力を怠って結果が出なかったという時に使うことができるんだ。また、「胡座をかいていたらいつの間にか他の人に先を越されていた」っていう風に、気を抜いているうちに他の人に追い越されてしまった、という状況を表す時にも使えるよ。

だから「胡坐をかく」は、ただ座っているだけじゃなくて、ちゃんと努力をしないと結果は出ないよ、という大切な教えをくれる言葉なんだよ。

「胡坐をかく」の使い方

ともこ
健太くん。最近、空手の試合で負けっぱなしね。どうかしたの?
健太
僕は幼稚園の頃から空手を習っているんだけど、才能があるって言われ続けてきて実際に成績を残せていたから、そこで胡坐をかいてしまったんだ。
ともこ
練習で手を抜いていたの?
健太
そうなんだ。手を抜いても勝てたからね。でも、みんなの努力が僕の才能を上回った今、僕も頑張らないといけないんだ。胡坐をかいていてはいけないってようやくわかったんだよ。
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「胡坐をかく」の例文

例文
  1. 現状に胡坐をかいていては進歩は望めないけれどもいいのかい?
  2. 親の遺産にいつまでも胡坐をかいていると、いつか痛い目を見るぞ。
  3. 彼は、昔の業績の上に胡坐をかいていたから、努力してきた部下に追い越されてしまったんだ。
  4. 彼女は、女優として有名になったとたん、その地位に胡坐をかき、周りに気を使うことを忘れたのでだんだん起用されなくなってしまった。
  5. 才能に胡坐をかいていると、いつかは君が馬鹿にしている凡人に負ける日が来るよ。