「鸚鵡返し」の意味(語源由来)
【慣用句】
鸚鵡返し
【読み方】
おうむがえし
【意味】
ほかの人が言ったことを、そのまま言い返すこと。


考えることなく、ただ言われたことを繰り返すだけってことか。これ、頭使わずにただ繰り返すだけやと、あまりええことないように思うけどなぁ。
【語源由来】
鳥のオウムが、人間の言うことをまねすることから。もとは、人のつくった和歌の一部を変えて、自分の和歌をつくって相手に返事をすることをいった。
「鸚鵡返し」の解説
「鸚鵡返し」っていう表現はね、他の人が言った言葉をそのまま真似て、同じように返すことを指すんだよ。
「鸚鵡」っていうのは、オウムのことを指すんだ。「返し」は、言葉を返す、つまり言葉を返答することを意味しているよ。オウムはとても賢くて、人の言葉を覚えて真似することが得意な鳥なんだよ。だから、「鸚鵡返し」っていうのは、まるでオウムのように、人の言葉をそのまま真似て言い返すことを表しているんだ。
例えばね、お友達が「今日は暑いね」と言ったら、そのまま「今日は暑いね」と言い返すこと。それが「鸚鵡返し」なんだよ。
もともとは、和歌の読み方の一つで、他人が詠んだ歌の一部だけを変えて詠むという手法を「鸚鵡返し」と呼んでいたんだけど、時が経つにつれて、「他人が言ったことをそのまま言い返す」という意味で使われるようになったんだよ。
「鸚鵡返し」の使い方




「鸚鵡返し」の例文
- 鸚鵡返しにたずね返すと、彼は少し私のことを侮ったような顔で笑ったのだった。
- 幼児はお母さんの言うことを鸚鵡返しにすることで言葉を習得していくのだ。
- 彼女から「二十歳の時に結婚しました。」と言われたので、「二十歳の時に結婚したのですか。」と鸚鵡返しに言った。
- 彼の言葉に対して鸚鵡返しに呟いてから、彼女は「でも」と小さくかぶりを振った。
- 彼女は彼の言葉をゆっくりと確認するかのように鸚鵡返しにした。























