「息が絶える」の意味
【慣用句】
息が絶える
【読み方】
いきがたえる
【意味】
呼吸がとまって死ぬこと。
「息が絶える」は、非常に疲れて力が尽きる、または命が絶える、つまり死ぬという意味があるんだよ。
つまり「もう完全に力が尽きて、もう生きる力もない」っていう状況を表すんやな。
元気ないとか、疲れてるっていうレベルじゃなくて、本当にもうダメっていう時に使う表現やな。これは、人間の生と死を真剣に考えさせてくれる言葉やな。
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「息が絶える」の解説
カンタン!解説
「息が絶える」っていう表現は、生命が終わる、つまり「死ぬ」ことを表しているんだよ。
「息」は呼吸を指し、「絶える」は止まる、あるいはなくなるという意味だから、息が絶える=呼吸が止まるということ。人間は呼吸が止まると生きていけないから、この表現は「死ぬ」ことを指すんだ。
でもね、この表現は比喩的にも使われることがあるよ。たとえば、すごく驚いたときや、息を止めて何かに集中しているときなどに、「息が絶えそうになった」とか言うこともあるんだ。これは文字通りに死ぬわけじゃなくて、感情や状況を強調するために使われる表現だよ。
「息が絶える」の使い方
健太くん。なぜ泣いているの?
朝、いつものように飼い犬の散歩に行こうとしたら、飼い犬の息が絶えていたんだ。
前から体調が悪かったの?それとも急だったの?
急だったんだ。昨日の夜まで元気だったんだ。苦しんでいる時にそばにいてあげたかったな。
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「息が絶える」の例文
- もがいて苦しんでいる子供の様子を見て、すぐに救急車が呼ばれたが、子供は苦しそうな顔のまま息が絶えてしまった。
- 学校に侵入してきた猪はまったく息が絶えていたのに、一年生や二年生はまだこわがっていた。
- 私が、奥さんに頼まれた買い物を済ませて帰った時には、奥さんはもう息が絶えていましたから私にはアリバイがあります。
- 彼は、あおむけに倒れていて、口と後頭部が血だらけで、息が絶えていることは、一目見てわかったので救急車ではなく警察を呼びました。
- 先生の体調がいよいよ悪いとの知らせがあったので駆け付けてみたのだが、間に合わず、もう息が絶えていた。
- 家族に手紙を届けるという約束をすると、兵士は安心したように息が絶えた。