【慣用句】
因果を含める
【読み方】
いんがをふくめる
【意味】
道理をよくよく言い聞かせて納得させる。やむをえない状況を説いてあきらめさせる。
【語源・由来】
「因果」が原因と結果、また、その関係という意味、「含める」が言い聞かせて納得させるという意味であることから。
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「因果を含める」の使い方

絶対に健太くんしかいないのよ。健太くんがやってくれないと、みんな困るの。

そんなことないって、この猫の着ぐるみを着て文化祭で歩くんでしょう?だれにでもできるって。

これを着て、敏捷にかつフレンドリーに動けるのは健太くんだけよ。

そんな、因果を含められたら断れないじゃないか。
「因果を含める」の例文
- 因果を含めて、姉にその男との結婚をあきらめさせた。
- 因果を含めて、会社の未来のためには、僕ではなく弟が継ぐべきだと説得した。
- 因果を含めて、文化祭でこの劇をやることはできないと生徒たちを説得した。
- このままだと悪い結果になることが目に見えているから、彼女に因果を含めて説得するほかなかった。
- 今はそれを実行するときではない、時が来るのを待てと因果を含めて彼を説得した。