「石に齧りついても」の意味(語源由来)
【慣用句】
石に齧りついても
【読み方】
いしにかじりついても
【意味】
どんなに苦しくてもがまんして。
「石に齧りついても」は、どんな困難や苦境にも耐え抜くという強い決意や意志を表現する言葉なんだよ。
つまり「どんな大変なことがあっても我慢してやり続ける」ってことやな。
まるで石にかじりついてでも頑張るっていう意味やね。ものすごい努力と根性が必要な状況を描いてるんやな。
【語源由来】
目的達成のためには、石に齧りつくようないかなる苦難にも立ち向かう、という強い意志。
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「石に齧りついても」の解説
カンタン!解説
「石に齧りついても」っていう表現は、どんなに困難な状況でも、それに耐え抜くことを指すんだよ。
考えてみてね、石って超固いでしょ?だから、本当に噛みつこうとしたら、口も痛くて全然噛み砕けないよね。でも、この表現はそんな無理なことでも我慢してやってしまうくらい、強い決意や覚悟を持っていることを表しているんだ。
たとえばね、サッカーの試合で足を怪我したけど、チームのために最後までプレーし続ける、または、試験勉強が本当に大変でも、目標の大学に合格するために努力し続ける、そんな風にどんなに厳しい状況でも耐え抜くことを「石に齧りついても」っていうんだよ。
「石に齧りついても」の使い方
健太くん。もうすぐ空手の大会ね。
うん。相手は、前回戦って負けてしまった選手だから、今回は石に齧りついても勝ってくるよ。
その意志よ。日ごろの練習の成果を出せば勝てるわ。
うん。ありがとう。大丈夫だと思う。
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「石に齧りついても」の例文
- 石に齧りついても、この難局を乗り切って見せる所存です。
- この法律案を通すことは、祖父が総理大臣をやっていたころからの長年の悲願だったから、石に齧りついてもやり通す。
- 彼女と同じ大学に行きたいから、石に齧りついても、あの大学に合格するって決めたんだ。
- トップに立って、この組織を変えたいから、今は、石に齧りついても出世のために頑張る。
- 父に認めてもらうために、石に齧りついても、この試験に合格するしかない。
- なんでそんなに机に齧りついてばかりいるのかって、石に齧りついても教員採用試験に合格したいからだよ。