「一翼を担う」の意味(語源由来)
【慣用句】
一翼を担う
【読み方】
いちよくをになう
【意味】
仕事の一部分を受け持って責任を果たす事。


大きな仕事やプロジェクトの中で、自分が担当する一つの部分をしっかりとやるってことやね。自分の役割をちゃんと果たすって意味か。
【語源由来】
鳥の片方の翼の役割を受け持つということ。
「一翼を担う」の解説
「一翼を担う」っていう言葉は、大きな全体の中で自分が一部分、一つの役割を持つことを指すんだよ。
これは、「鳥の翼」からきているんだよ。鳥が空を飛ぶためには両方の翼が必要だよね。一つでも翼が欠けてしまったら、鳥は飛べなくなってしまう。だから、「翼」はそれぞれがとても大切な役割を担っているんだ。
それと同じように、「一翼を担う」は、自分が担当する役割が、大きな全体を支えるためには欠かすことのできない重要なものであるという意味を持っているんだよ。
例えば、学校の運動会で、自分が赤組の応援団長として、みんなを盛り上げる役割を担っているとき、それは「一翼を担う」って言えるね。全体の中で自分が持っている役割は、他の誰でも代わることができない、とても大切なものなんだ。
「一翼を担う」の使い方




「一翼を担う」の例文
- 歳末助け合い運動の一翼を担って街頭に立つことにした。
- 種子島宇宙センターから打ち上げられた気象衛星は、宇宙からの気象観測及び世界気象機関による世界気象監視計画の一翼を担った。
- 株式会社日本エアシステムは、2004年まで存在した日本の航空会社であり、日本航空、全日本空輸とともにかつての日本の三大航空の一翼を担っていた。
- 江戸時代の多摩川沿いの農民は野菜や炭などを江戸へ運び、帰りには、下肥を集め、運んで帰ったが、これにより、当時は世界で最も人口密度が高いながらも、最も美しい都市とも言われた江戸の循環型社会の一翼を担っていた。
- 選手を引退した後は、コーチとしてチームの活躍の一翼を担っている。























