「大目に見る」の意味(語源由来・類義語)
【慣用句】
大目に見る
【読み方】
おおめにみる
【意味】
多少の不正や欠点をきびしくとがめないで、思いやりをもつことをいう。
「大目に見る」という表現は、小さなミスや問題を気にせず、思いやりのある寛大さで物事を見ていくことを示しているんだよ。
つまり、ちょっとしたミスや不完全なところも、あんまり気にせず、大きな心で見守るんやな。
完全じゃなくてもOK、ちょっとした失敗も許してくれる、そんな優しさが必要ってことやね。
【語源由来】
「大目」の「目」は形容詞・動詞の語幹について、度合いや加減などを表す接尾語。大ざっぱに見るという意味から。
【類義語】
・水に流す
・目をつぶる
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「大目に見る」の解説
カンタン!解説
「大目に見る」っていう言葉は、ちょっとしたミスや完全じゃないところを、あまり気にせずに、優しく見てあげることだよ。
たとえばね、友だちが宿題を忘れてしまったとき、先生が厳しく怒る代わりに、「今回だけは許してあげるよ」と言って、そのミスを見逃すことを「大目に見る」と言うんだ。
「大目」の「目」っていうのは、形容詞や動詞の語幹につけて、その度合いややり方を示す接尾語だよ。だから、「大目に見る」っていうのは、ちょっと大ざっぱに見て、小さいミスは見逃す、という感じの意味なんだよ。
「大目に見る」の使い方
英語のテストでスペルの間違いがあったんだけど、大目に見てもらって100点になったの。
ええー。それはひいきだよ。ずるいなあ。
そんなことないわ。それじゃあ、自分のためにならないと思って、間違えた単語を100回書いて先生に提出したもの。
ひえー。ともこちゃんはやっぱり努力家だなあ。
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「大目に見る」の例文
- 彼には、人の失敗を大目に見る寛容さがあるからみんなに愛されている。
- 日本人だけど、アメリカ生まれのアメリカ育ちなんだから、日本の文化に疎くても大目に見てくれないか。
- この子に悪気があったわけではないので、今回のことはどうぞ大目に見てやってください。
- ここの店長は、おおらかな性格なので、お客さんがいない時間にさぼっていても大目に見てくれる。
- 彼の父は長く市長をやっていて、小さいころから市長の取り巻きにちやほやされて育ったので、殺人以外は大目に見てもらえると思い込んでいる。