「お茶の子さいさい」の意味(語源由来)
【慣用句】
お茶の子さいさい
【読み方】
おちゃのこさいさい
【意味】
たやすくできることのたとえ。
「お茶の子さいさい」という表現は、とても簡単なこと、または容易にこなせることを指すんだよ。
つまり、「朝飯前」みたいな感じやな。「お茶の子さいさい」って言うと、ほんまに簡単なこと、さっとやっちゃうことを言うんやね。
一瞬で終わっちゃうような、そんな感じのことやな。
【語源由来】
「お茶の子」はお茶菓子。腹にたまらないことから、容易にできること。「さいさい」は俗謡のはやし言葉。
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「お茶の子さいさい」の解説
カンタン!解説
「お茶の子さいさい」っていう言葉はね、何かがとっても簡単にできる、っていう意味があるんだよ。
「お茶の子」っていうのは、お茶うけとして出される小さな和菓子のこと。これは一口で食べられるくらい小さくて、とっても簡単に食べられるんだよね。だから、「お茶の子さいさい」っていうと、それほど難しくない、簡単にできるっていう意味になるんだ。
その上、「さいさい」っていうのは、「のんこさいさい」という古い歌から来ていると言われているんだよ。「のんこさいさい」は、元々は物事が順調に進む、すいすいと進む、という意味があったんだ。
だから、「お茶の子さいさい」って言うと、和菓子をパクっと食べるのと同じくらい簡単に、何かがスムーズにできるっていう意味になるんだね。例えば、「勉強がお茶の子さいさいだね」って言ったら、「勉強がとても簡単にできるね」っていう意味になるんだよ。
「お茶の子さいさい」の使い方
ともこちゃんにとって、この問題はお茶の子さいさいでしょう?
ちょっとみせてくれる?ああ。答えがわかったわよ。
うわあ。さすがだね。僕は一日中悩んでいたのに答えがわからなかったよ。
すごくないわ。こういう問題を解くことが大好きだからよ。
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「お茶の子さいさい」の例文
- 頭がきれて度胸もある彼女にとっては、そんなことはお茶の子さいさいなのです。
- 警察にムササビというあだ名で呼ばれていたその泥棒にとっては、5階の部屋に飛び移って侵入することはお茶の子さいさいだった。
- 彼は器用だったものですから、私の時計の修繕など、彼にとってはお茶の子さいさいの仕事でした。
- 一、二時間もあれば、口を割らせるのはお茶の子さいさいだろう。
- ヒマラヤに登ったことのある私にとって、このくらいの山はお茶の子さいさいです。