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【折り紙付き】の意味と使い方や例文(語源由来)

折り紙付き

「折り紙付き」の意味(語源由来)

意味

【慣用句】
折り紙付き

「折り紙を付ける」ともいう。

【読み方】
おりがみつき

【意味】
人物や品物について、その人柄や品質が確かなものだとうけあうこと。鑑定書のついているもの。

ことわざ博士
「折り紙付き」という表現は、品質や能力が保証されていて、誰からも認められている状態を指すんだよ。
助手ねこ
つまり、「確かなもの」や「信頼できるもの」を示すんやな。

人や物の価値が社会的に認められている、って意味があるんや。

【語源由来】
「折り紙」は、紙を横半分に折った文書のことで、平安末期より公式文書や贈呈品の目録として用いられていた。やがて、公文書にも使われ、江戸時代には美術品や刀剣などの鑑定書に使われるようになり、確かな品質が保証されている物を「折り紙付き」と言うようになった。

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「折り紙付き」の解説

カンタン!解説
解説

「折り紙付き」っていう言葉は、何かが本当に良い品質で、それが確実に保証されているっていうことを表すんだよ。それは物事だけじゃなくて、人の実力に対しても使うことができるんだ。

平安時代のとき、「折り紙」っていうのは、紙を半分に折った書類のことを指していて、公式な文書や贈り物の目録として使われていたんだ。だから、「折り紙」はとても重要なもの、そして公式なものを示すものだったんだね。

そして、江戸時代には、美術品や刀などの鑑定書を「折り紙」と呼ぶようになったんだ。それは、その美術品や刀が本物で、高い品質であることを証明するためのものだったんだよ。

だから、「折り紙付き」っていう言葉は、そのものが本物で、高品質であることを保証する証明書が付いているという意味になるんだね。現代では、それは物事だけじゃなくて、人の能力や実力に対しても使われているんだ。例えば、「彼は折り紙付きのエンジニアだ」って言うとき、それは彼がとても優秀なエンジニアで、その実力が世間に認められているっていうことを意味するんだよ。

「折り紙付き」の使い方

健太
彼は折り紙付きの優秀な選手だと、日本中の野球のファンが思っていたんだけどね。
ともこ
だけど、何?
健太
だけど、優秀な選手が優れた指導者になるとは限らないらしく、彼が監督になってから、あのチームは空中分解寸前なんだ。
ともこ
ああ、天才過ぎる選手は、指導者になっても努力でプロになった凡人の気持ちがわからないんでしょうね。
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「折り紙付き」の例文

例文
  1. あの美男美女の夫婦の子供なら、美形が生まれてくることはすでに折り紙付きといっても過言ではないだろう。
  2. 世界トップクラスの大学を卒業した彼の頭脳は、折り紙付きである。
  3. 私の他人に対する観察眼は、刑事である兄の折り紙付きだもの。
  4. 厳しいと評判のあの先生の折り紙付きなら間違いない。
  5. ともこちゃんの言うことなら絶対に信用できるよ。ぼくの折り紙付きさ。
  6. この物件の格安の理由は、どんなお店が入ってもすぐ閉店するという折り紙付きだからなんです。