「顔を潰す」の意味(語源由来)
【慣用句】
顔を潰す
【読み方】
かおをつぶす
【意味】
面目を失わせる。名誉を傷つける。
「顔を潰す」という表現は、人の名誉を傷つけたり、その面目を失わせることを表しているんだよ。
つまり、「人の評判を落とす」や「恥をかかせる」みたいなことをいうんやな。
人がちゃんと立つための、大事な顔立ちを壊しちゃうってわけやな。それは大変なことやな。
【語源由来】
「顔」は対面、面目、名誉の意味であることから。
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「顔を潰す」の解説
カンタン!解説
「顔を潰す」という表現は、その人の名誉を傷つけたり、信用や面目を失わせたりすることを意味しているんだよ。
ここでの「顔」は文字通りの顔を指すのではなく、その人の地位や名誉、社会的な信用などを表す言葉として使われているんだ。「潰す」は「壊す」や「破壊する」という意味で、この組み合わせから「顔を潰す」は名誉や面目を大きく傷つける行為を指すんだ。
たとえば、「彼の嘘がバレて、顔を潰された」っていう場合、それは「彼の嘘が暴露されて、彼の信用や名誉が大きく傷つけられた」という意味になるよ。
「顔を潰す」の使い方
健太くん。あなたが、私の友人を紹介してほしいって言うから、彼女に無理に頼みこんで、約束した場所で三時間も待っていたのに来ないなんて、私の顔を潰すつもりなの?
ええ?昨日だったっけ?ああー、僕は今日だと思っていたよ。
ちゃんと忘れないようにメモをしときなさいよ。
ともこちゃんも、お友達も本当にごめんなさーい。
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「顔を潰す」の例文
- こんなことでお得意様の顔を潰すわけにはいかない。
- こんな些細なことで彼女とケンカ別れしたら、彼女を紹介してくれた部長の顔を潰すことになる。
- 先輩の顔を潰すような新しい企画を提案しようものなら、その内容がいかに優れていても、バッシングされるだろう。
- 外部の人の目をおもんばかって、部外者がいるときは、仲間の顔を潰すようなことは言わないことにしている。
- 天下を握りかけていた秀吉は一度顔を潰されたとなると、北條氏に決して容赦することはなかった。