【慣用句】
影が薄い
【読み方】
かげがうすい
【意味】
何となく元気がなく見える。また、目立たない。
【語源・由来】
光が透過して影が薄く見えるという事から、存在感がないという意味。
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「影が薄い」の使い方

健太くん。びっくりしたわ。いつからそこに居たの?

ともこちゃんがこの部屋に入る前から、ずっとここに居たよ。気付かなかった?

そこに居ることに全く気付かなかったわ。どうかしたの?今日はいやに影が薄いようだけれども。

うん。秋が深まったせいか、なんだかアンニュイな気分でね。いろいろ物思いにふけってしまっているんだ。
「影が薄い」の例文
- どの子供が描く絵も母親の存在感は大きく、父親の影が薄い。
- 兄は卒業後、父親の会社のあとを継ぐことになっているが、兄弟三人の中で、一番影が薄い。
- 高校時代は影が薄くて、目立たない生徒だと言われていたものだが、成績は優秀だったのだよ。
- 彼女と比べれば、どんな女子でも影が薄くなるくらい、彼女の存在感はすごくて太陽みたいなんだ。
- お見舞いに行った時、病室にいる彼の影が薄くなって見えたので、私は内心、心配になった。