「気に病む」の意味
【慣用句】
気に病む
【読み方】
きにやむ
【意味】
悪い方に考えて思い悩む。
「気を病む」という表現は、深く心配する、あるいは悩むという意味があるんだよ。
つまり「頭を悩ませる」や「心配して気を揉む」ってことやな。
何か困ったことや心配なことがあって、それについてずっと考えて悩む状態を言うんやな。これは、なるべく避けたい状況やな。
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「気に病む」の解説
カンタン!解説
「気に病む」っていう表現は、すごく心配したり、頭を悩ませたりすることを言うんだよ。
「病む」っていうのは、普通、体が病気になるとか、具合が悪くなるとかいう意味だけど、ここでは「心を悩ます、心配する」という意味になるんだ。
たとえばね、テストで悪い点を取ってしまって、どうしてもそのことが頭から離れないとか、友達と喧嘩してしまって、どうやって仲直りすればいいかをずっと考えているとか、そういうときに「気に病む」って言うんだよ。
つまり、「気に病む」っていうのは、何かについて深く心配したり、そのことで頭を悩ませたりすることを表しているんだね。
「気に病む」の使い方
ともこちゃん。元気がないね。ともこちゃんが昨日話してくれた内容のことで、僕が心を痛めたようだったから、気に病んでいるんだろう?
そうなの。言わなくていいことも世の中にはあるのかなって悩んでしまったの。
大丈夫だよ。伝えてくれて感謝しているよ。知らないままの方がつらかったと思うよ。
なぐさめてくれてありがとう。
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「気に病む」の例文
- 彼は急に理由もなく体重が減ったので、何か病気なのではないかと気に病んでいた。
- 彼は、取り引きが成立しなかったのは自分のせいだと気に病んでいるようだが、実はそうではない。
- こうなったのならなったで、いちいち気に病んでいても仕方がないのだ。
- 彼女は今日のことで健太くんから嫌われたのではないかと気に病んでいた。
- 若い頃に比べて衰えていく容姿を気に病むような感覚はないし、白髪もしわの一本もその人の年輪である。
- 彼女は、その事故の際に負った顔の傷のことをずっと気に病んでいるので、何とか治せる医者を探したいんだ。