【慣用句】
鼻息を窺う
【読み方】
はないきをうかがう
【意味】
人の意向や機嫌を確かめる。
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「鼻息を窺う」の使い方
・・・ともこちゃん。おはよう。
どうしたの健太くん。おどおどして、まるで私の鼻息を窺っているみたいじゃないの。
えっ?さすがともこちゃん。鋭いね。ちょっと宿題を見せてもらおうと思って、鼻息を窺ったんだよ。
健太くん。正直なのは良いことだけれども、宿題は見せないわ。自分で頑張ってちょうだい。
「鼻息を窺う」の例文
- 社長とは言え、子会社の社長だから、本社の鼻息を窺わないと何も決めたり、変えたりできない。
- 父の鼻息を窺いながら、友人との卒業旅行の計画を切り出してみた。
- 彼はいつも上司の鼻息を窺ってばかりいて、その卑屈な態度から、同僚たちからは嫌われている。
- 主人は、気分によって態度がころころ変わるので、常に鼻息を窺って話をしないといけないから疲れる。
- 上司の鼻息を窺って、身を粉にして働いても、雀の涙ほどの給与しかもらえないのならば、いっそ独立してしまおうかとも思う。
- もう、あの子の鼻息を窺うのも取り入るのも嫌だから、クラスが離れてほしいと願っている。