【慣用句】
身を粉にする
【読み方】
みをこにする
この場合の「粉」は「こな」とは読まない点に注意。
【意味】
苦労を惜しまないで、とても一生懸命仕事をすること。
【語源由来】
自分の体を粉々にするほど働くということから。
【類義語】
・骨身を削る
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「身を粉にする」の使い方
ともこちゃんはえらいよね。生徒会役員として、生徒全員のために身を粉にして頑張っているんだから。
私だけじゃなくて、いろんな委員会の人達にも助けてもらっているわ。みんなの学校を良くしたい、学校生活を楽しくしたいという想いがあるから、私は頑張ろうって思えるのよ。
僕にも何か手伝えることがあったら言ってよ。
そうね。健太くんは、よく先生に職員室に呼び出されるおかげで、先生と仲がいいようだから、手伝ってもらおうかしら。
「身を粉にする」の例文
- 身を粉にして、ひたすらまじめに働いてきたのに、何一ついいことがない人生だった。
- 父は身を粉にして働いて、今のお店を開いたそうだ。
- 身を粉にして働いて、貯金をため、長年の夢だった自分の店を手に入れたのだった。
- 父は家族のために身を粉にして働いてきたのだが、無理がたたり、過労で倒れてしまった。
- 彼女は、闘病のための医療費を稼ぐために、退院したばかりとは思えないほど、身を粉にして働いて、周りを心配させたのだった。
- 彼は身を粉にして働いて、ここまでのし上がってきた男である。