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【水を向ける】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
水を向ける

【読み方】
みずをむける

【意味】
相手の関心をひくようにそれとなく誘いをかける。

【語源・由来】
巫女が霊を呼び出すときに水を差し向けることから。

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「水を向ける」の使い方

ともこ
健太くん。私の友達が、健太くんの空手の試合を見て格好いいって興味を持っていたわよ。水を向けて見なさいよ。
健太
ええっ。水を向けるっていったいどうすればいいのさ。
ともこ
うーん。とりえず、すれ違ったときに誘うように、にっこり微笑んでみるとか。
健太
うわあ。はずかしくって、そんなことできないよ。

「水を向ける」の例文

  1. 彼は、彼女が、自分が今やっと手にしたような本を高校時代にはすでに読破しているような気がして、「今、どんな本を読んでいますか」と水を向けられることが嫌であった。
  2. この場にふさわしい話題かどうかわからなかったが、とりあえずそう水を向けてみた。
  3. 真相が知りたくて彼に水を向けたが、何も聞き出せなかった。
  4. 私が水を向けると、彼は話に乗ってきたのだった。
  5. 四人で歩いている間、彼女はほとんど喋らず、水を向けても何も言わずにただにこにこしているだけだった。