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【朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る

「朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】
朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る

【読み方】
あしたにこうがんありてゆうべにははっこつとなる

【意味】
元気のよい紅顔の少年が、不意に死んで骨になってしまうくらい、人生は無常で、人の生死は全く予想も出来ないということ。

「紅顔」は年若い者の血色のよい顔。
ことわざ博士
「朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る」ということわざは、この世がとても移り変わりが早く、人間の生死は予想できないことを教えているんだよ。
助手ねこ
そうかいな。つまり、「朝元気だった人も、夕方には亡くなってしまうかもしれへん」ってことやな。

これは、人生は予測不可能で、何が起きるかわからへんってことを教えてくれてるんやな。毎日を大切に生きようってことやな。

【語源・由来】
蓮如上人(真宗本願寺・中興の名僧)が『御文章』五帖目で、信者たちにわかりやすく真宗の教義を述べた名文句の一節で、「白骨の御文章」として名高い。『和漢朗詠集』下、藤原義孝の詩句「朝に紅顔あって世路に誇れども、夕べに白骨となって郊原に朽ちぬ」から引用された。

【類義語】
・昨日のふちは今日の瀬
・昨日の花は今日のちり

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「朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る」の解説

カンタン!解説
解説

「朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る」っていうことわざはね、この世のもの事が一瞬で変わること、人の生と死が予想できないことを教えているんだよ。

直訳すると、「朝には顔が赤々として元気だったのに、夕方には白い骨となってしまう」っていう意味なんだけど、これは、人の生死が予測できない、一瞬で変わることを表しているんだ。

だから、「朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る」っていうことわざは、「何が起こるか分からないから、毎日を大切に生きようね」という教えを伝えているんだよ。だから、一日一日を大切に過ごして、何が起こるかわからない未来に備えることが大切なんだよね。

「朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る」の使い方

ともこ
健太くん。また宿題をさぼったの?
健太
えへへ。朝に紅顔有りて夕べには白骨と為るっていうでしょう?だから今という時を大事に遊ばないとね。
ともこ
朝に紅顔有りて夕べには白骨と為るっていうからこそ、一瞬を大事に精進しないと、今日健太くんが死んだら、遊んでばかりの怠け者だったわねって後世まで言われるかもしれないわよ。
健太
それは嫌だな。
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「朝に紅顔有りて夕べには白骨と為る」の例文

例文
  1. 朝に紅顔有りて夕べには白骨と為るというように、明日のことはわからないから約束できないよ。
  2. 朝に紅顔有りて夕べには白骨と為るというように、人の人生は儚い。
  3. 朝に紅顔有りて夕べには白骨と為るというように、どれだけお金持ちになっても、人生は無常だ。
  4. 朝に紅顔有りて夕べには白骨と為るというけれど、あの元気な子が亡くなるなんて。
  5. 朝に紅顔有りて夕べには白骨と為るというように、明日死んでも後悔が無いくらいな生き方をしなさい。

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