「飴をしゃぶらせる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
飴をしゃぶらせる
【読み方】
あめをしゃぶらせる
【意味】
あとで大きく儲けるためにわざと相手にちょっと儲けさせたり、手なずけるためにうまいことをいったりして、相手を喜ばせたりすること。
それはちょっとした策略やな。でも、飴をしゃぶらせて相手を喜ばせることが、後々の自分のためになる場合もあるんやな。策士なことわざやな、これは。
【語源・由来】
飴をなめさせて相手を喜ばせることから。
【類義語】
飴をなめさせる
「飴をしゃぶらせる」の解説
「飴をしゃぶらせる」っていうことわざはね、相手を喜ばせるために、いいことを言ったり、特別なことをしたりする意味があるんだよ。
たとえば、友達が自分の新しいおもちゃを見たがってるとき、それを貸してあげると友達はすごく喜ぶよね。それがまさに「飴をしゃぶらせる」ってこと。自分が何か特別なことをして、相手を喜ばせるんだ。
それから、もう一つの意味としては、勝負事でわざと負けて相手を楽しませることもあるんだよ。たとえば、おじいちゃんが孫と将棋をするときに、孫が喜ぶようにわざと負ける、そんな風にして相手を喜ばせることも「飴をしゃぶらせる」って言うんだよ。
だから、このことわざは、相手を喜ばせるために、自分が何か特別なことをする、または相手に勝たせるという意味を含んでいるんだね。
「飴をしゃぶらせる」の使い方
「飴をしゃぶらせる」の例文
- 彼には飴をしゃぶらせておけば、あの秘密の部屋に入れてくれると思うよ。
- 彼女に飴をしゃぶらせれば、良いように便宜を図ってくれるはずである。
- 取引先の社長とゴルフに行くときには、飴をしゃぶらせるつもりで勝ちを譲り、気を良くして帰っていただかないとだめだぞ。
- あの人には飴をしゃぶらせれば、何でもペラペラしゃべってくれると思う。
- 彼は飴をしゃぶらせられたら簡単に味方を裏切るような人間だから信用してはならない。