【ことわざ】
飴をしゃぶらせる
【読み方】
あめをしゃぶらせる
【意味】
あとで大きく儲けるためにわざと相手にちょっと儲けさせたり、手なずけるためにうまいことをいったりして、相手を喜ばせたりすること。
【語源・由来】
飴をなめさせて相手を喜ばせることから。
【類義語】
飴をなめさせる
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「飴をしゃぶらせる」の使い方

あっ。ちょうどいいところに健太くんがいるわ。飴をしゃぶらせて、手伝いをしてもらおうっと。健太くーん。

ああ、ともこちゃん。何か用かい?

今日の健太くんは、いつも以上になんだかたくましく見えるわね。そのたくましい腕でこの荷物を持って見せてよ。

ああ、軽いね。ついでにこの軽い荷物を運ぼうか?気にしなくていいよ。僕はたくましいんだから。
「飴をしゃぶらせる」の例文
- 彼には飴をしゃぶらせておけば、あの秘密の部屋に入れてくれると思うよ。
- 彼女に飴をしゃぶらせれば、良いように便宜を図ってくれるはずである。
- 取引先の社長とゴルフに行くときには、飴をしゃぶらせるつもりで勝ちを譲り、気を良くして帰っていただかないとだめだぞ。
- あの人には飴をしゃぶらせれば、何でもペラペラしゃべってくれると思う。
- 彼は飴をしゃぶらせられたら簡単に味方を裏切るような人間だから信用してはならない。