「頭に血が上る」の意味(類義語)
【慣用句】
頭に血が上る
【読み方】
あたまにちがのぼる
【意味】
かっとしてわけがわからなくなること。興奮すること。
「頭に血が上る」という表現は、非常に興奮したり、怒ったりした状態を指しているんだよ。
つまり、「めっちゃ興奮する」や「怒りでカッとなる」ってことやな。
頭に血が上るというと、なんか感情がぐわっと湧き上がってくるイメージがあるわ。でも、頭に血が上ったら冷静になれへんから、気をつけなあかんな。
【類義語】
・頭に来る
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「頭に血が上る」の解説
カンタン!解説
「頭に血が上る」っていう表現は、怒りや興奮で感情が高ぶった状態を表しているんだよ。
例えば、友達が約束を破ったときや、思わぬ失敗をしたときに、「頭に血が上ってしまった」なんて言うかもしれないよね。それはつまり、怒りや興奮で感情がヒートアップした、つまり、すごく怒っている状態を表しているんだ。
この表現は、人間の体が怒りや興奮を感じたときに起こる現象から来ているんだ。実際に怒ると、ホルモンの一つである「ノルアドレナリン」が分泌されて、血圧が上がるんだ。そして、それが脳へと血液を送り込む。だから、まるで「頭に血が上って」いるように見えるんだよ。
だから、「頭に血が上る」っていうのは、自分がすごく怒っている、または興奮している状態を表現するときに使うことができる表現なんだよ。
「頭に血が上る」の使い方
健太くん。頭を抱えてどうしたの?体調が悪いの?
違うんだ。母さんと喧嘩をして、頭に血が上って、何か大変なことを言ってしまったような気がするんだけど、怒りで覚えていないんだ。
そう思うならば、謝ればいいじゃない。きっと許してくれるわよ。
許してくれるかなあ?母さんが大好きなプリンを勝手に食べた僕が悪いんだけど、あのプリンのこととなると母さんはしつこいから、まだ頭に血が上っていると思うよ。
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「頭に血が上る」の例文
- 笑われるとは思っていなかったので、私は頭に血が上り、思っていたよりも強い言葉が口をついて出た。
- 母親の悪口を言われて、頭に血が上ってしまった。
- 頭に血が上っていなければ決して口にしなかったような言葉を、僕は言った。
- 彼女は頭に血が上って、ともこちゃんの手にしていたリーフレットを奪い取った。
- 頭に血が上った彼女は、いつもは丁寧なのに、言葉遣いに気をつけなくなっている。
- 彼は、ああいう性格だから、頭に血が上ったら何をするかわからないから、放ってはおけない。