「網を張る」の意味(語源由来)
【慣用句】
網を張る
【読み方】
あみをはる
【意味】
目標とする人を手はずを整えて待ち構えること。
つまり、「ちゃんと準備して待ち構える」ってことやな。釣りでも網でもないけど、誰かを捕まえたい時や、何かを達成したいときには、ちゃんと計画を立てて、準備をして、その時を待つっていう意味やな。
サッカーでもゴールを狙う前にポジショニング大事やからな、それと一緒やな。
【語源由来】
鳥や魚をとるために網を仕かける意味から。
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「網を張る」の解説
カンタン!解説
「網を張る」っていう言葉は、文字通りに魚を捕まえるためや、鳥を捕まえるために網を張ることからきているんだよ。
でもね、時が経つとこの言葉の意味も少し変わってきて、「人を捕える」っていう意味にも使われるようになったんだ。例えばね、警察が犯人を捕まえるために色んなところに人を配置して「網を張る」っていう感じさ。
「網」っていう言葉は、もちろん実際の物理的な網のことを指すこともあるけど、「何かを捕らえたり、チェックしたりするための体制や仕組み」っていう意味でも使われるんだよ。だから、「網を張る」っていう言葉を覚えておいて、色んな場面で使えるようになろうね!
「網を張る」の使い方
うわあ。ともこちゃん。なんでこんなところに居るの?
健太くんのお母さんに、今日は健太くんがまっすぐ家に帰るように、逃げたら捕まえて家まで連れてくるようにと頼まれたの。
ええー。母さん、そんなことをともこちゃんに頼んだの?でもよく僕がここ来るってわかったね。
健太くんの行きそうなところを考えたら、今日は健太くんが好きな漫画の発売日でしょう?だから本屋さんに網を張ったのよ。やっぱり正解だったわ。
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「網を張る」の例文
- 警察は、網を張って、獲物である容疑者がかかるのをひたすら待ったのだった。
- 大物芸能人の保釈の日に、拘置所の前で報道陣は網を張っていた。
- 彼がこのホテルに来ることを予想して、一週間前から網を張っていたのである。
- 僕は油断なく網を張っていたのであるが、予想された災いは意外なところで起こった。
- 彼女は彼とこの店で会うに違いないと予想して網を張ることにした。
もっと広い意味では、犯人を捕まえたり、特定の人物を見つけ出すために手配を整えて待ち構えることを指すんだ。