「いい子になる」の意味
【慣用句】
いい子になる
【読み方】
いいこになる
【意味】
人に褒められるようにする。
つまり、自分だけが人にちやほやされるような行動を取るってことやな。他人から「ええ子やね」と言われたいから、そのように振る舞うんやな。
でも、それだけじゃなくて、本当の「ええ子」になるには、他人に媚びるんじゃなくて、自分自身を高めてゆくことも大切やで!
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「いい子になる」の解説
カンタン!解説
「いい子になる」っていうのはね、普通は、「人に迷惑をかけないように行動する」や「先生や大人が言うことをちゃんと聞く」っていう意味なんだけど、ここでは、「自分だけがよく見えるように、ちょっとズルいことをする」という意味で使われるんだよ。
たとえば、先生が見ている時だけはちゃんと授業に集中して、でも先生が見ていないときには友達とおしゃべりしたり、宿題をさぼったりするようなことだね。外から見たら「いい子」に見えるけど、実は自分だけが得をするために、ちょっとズルいことをしているんだよ。
これは、自分が「いい子」だと思われることに重きを置いて、正直さや誠実さを犠牲にしてしまうということだから、あまり良い行動とは言えないんだよね。だから、本当に「いい子」になるためには、表面上だけでなく、心の中からも正直で、誠実であることが大切なんだよ。
「いい子になる」の使い方
ともこちゃんは僕の前では雑な言葉を使ったりするのに、先生の前ではいい子になるよね。
そうよ。無駄な争いは好きじゃないから、先生の前ではいい子になって、怒られないようにしているのよ。
へえ。でも使い分けるのって難しくない?
そんなことないわよ。たまに疲れるけど、健太くんの前で息抜きをしているから大丈夫なの。
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「いい子になる」の例文
- 彼は、ご両親の前ではいい子になるが、子供だけしかいないところではやんちゃ坊主である。
- 彼女は先生の前ではいい子になって、優等生として通っているが、実はかなり悪いことをしていることを知っている。
- ともこちゃんは先生の前ではいい子になってスカートの丈を校則通りにしているが、登下校中はミニスカートにしている。
- 大人の前でいい子になれないで、悪ぶって見せている子は、大人にかまってもらいたい寂しがり屋である。
- 無理にいい子になろうとしなくても、あの先生なら君の良さを分かってくれると思うよ。
つまり、他人に褒められたり好かれたりするために、自分の振る舞いを調整することを表しているんだ。