「息も絶え絶え」の意味
【慣用句】
息も絶え絶え
【読み方】
いきもたえだえ
【意味】
今にも死にそうなさま。また、物事が非常に苦しい状態にあるさま。
つまり、「もうほとんど息ができへんくらい大変な状況」って意味か。もう最後の力を出し切ってる、くらいのピンチのときに使う表現やな。
この表現を使うときは、かなり大変な状況を想像するんやな。
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「息も絶え絶え」の解説
カンタン!解説
「息も絶え絶え」という表現は、まさに息が止まりそうなほど、ひどく疲れたり、苦しんでいる状態を表しているんだよ。「息」は呼吸を表し、「絶え絶え」はもう少しで止まってしまいそう、あるいは途絶えそうという意味があるんだ。
例えば、山登りをして、とても疲れてきて、ほとんど呼吸ができなくなった状態を表すときや、非常につらい経験をして、心が痛む状態を表すときに「息も絶え絶え」という言葉を使うことができるよ。
だから、「息も絶え絶え」という言葉は、本当に困難な状況や、厳しい状況を経験しているときに使う言葉なんだね。
「息も絶え絶え」の使い方
さっき、息も絶え絶えになりながら職員室に走っていく生徒を見かけたわよ。何か大変なことがあったのかしら?
聞いたところによると、理科室で何かあったらしいよ。
理科室で?実験を失敗して爆発したのかしら。
爆発だったら音が聞こえそうだよね。そんな音は聞いていないし、消防車も来ていない。大したことがなくて、けが人がでていなければいいのだけれども。
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「息も絶え絶え」の例文
- 彼の適切な応急処置のおかげで息も絶え絶えになっていた女性が、たちまち息を吹き返したのがわかった。
- 精神的に追い詰められ、息も絶え絶えという様子だった彼は、やっと言葉を押し出した。
- 気が動転してるらしいお姉ちゃんは、僕の両肩に手を置いて息も絶え絶えに言ったのだ。
- 息も絶え絶えになっている男性が救急搬送されてきて、急に病院内があわただしくなったのだった。
- 息も絶え絶えに彼は何かを僕に訴えかけてきたのだが、僕はうまく聞き取ることができなかった。
まるで最後の力を振り絞っているかのような状態を描いているんだ。