「意中の人」の意味
【慣用句】
意中の人
【読み方】
いちゅうのひと
【意味】
心の中に決めた人。特に、恋人や結婚相手。
つまり、心の中で「あの人いいな」って思う人のことやな。
恋愛的に言うたら、好きやけどまだ言えてない、そんな異性のことを指すんやな。
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「意中の人」の解説
カンタン!解説
「意中の人」っていう言葉は、心の中で大切に思っている人、特に自分が恋している人のことを指すんだよ。
たとえば、君がクラスの中で誰か特定の子を好きになったとしよう。でもそのことを、他のクラスメートには言わないで、心の中だけでずっとその子のことを思っているとしたら、その子は君の「意中の人」になるんだよ。
この言葉は、昔の中国の詩人、陶淵明が友人に送った詩から来ているんだ。彼は、考え方の違いから距離を置いてしまった相手に対して、「我が意中の人を念おもう」つまり、「私が特別に思っている人を心の中で思い出す」という言葉を使っていたんだよ。
だから、「意中の人」は自分がひそかに思い続けている、特別な人のことを指す言葉なんだよ。
「意中の人」の使い方
ああ、あの子の意中の人が僕だったらいいのになあ。
ああ、あの子ね。彼女は同性の私から見ても、とてもかわいいものね。しかも性格もとてもいいのだから、みんな恋に落ちてしまうわよね。
そうなんだよね。もう彼女は最高だよね。存在自体が奇跡のようなものだ。
きっと、学校中の男子が、あの子の意中の人が自分だったらなあって妄想していると思うわよ。
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「意中の人」の例文
- 早とちりでせっかちな性格なので、私は、あの人の意中の人は私などと思いこんでしまいました。
- 昨日、彼が一緒に街の中を歩いていた人が彼の意中の人らしいぞ。
- 彼女は、片思いの意中の人の前に出ると、いつもは溌溂としている彼女はどこかに消え失せ、無口で物静かな女の子になるのだった。
- 今年のバレンタインは、意中の人にチョコレートをあげるの?
- 社長が、次の社長候補として心の中に決めている意中の人は、目下、彼なのだという噂になっている。
- 私が大好きな彼にはすでに、意中の人がいるのだという話だった。
特に、自分が好きで、思いを寄せている相手を指すことが多いんだ。