【慣用句】
一目置く
【読み方】
いちもくおく
【意味】
相手を自分より優れたひととしてうやまって一歩譲ることのたとえ。
【由来】
囲碁で、始める前に弱いほうの人が石を一目(一つ)先に置くことから。
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「一目置く」の使い方

健太くんのおじいさんは、この町の人たちに、一目置かれているわよね。

この町がこんなに大きくなかったころ、代々、村長をやっていたらしいよ。それで、おじいちゃんは昔のしきたりやなんかに詳しくて、市長をやっていない今でも一目置かれているんだ。

へえ。健太くんは、おじいちゃんの代わりに市長にならないの?

僕が、一目置かれる存在になれると思う?
「一目置く」の例文
- 健太くんは、年下の社員の面倒をよく見て、同僚たちからも一目置かれている。
- 小学校の時にはすでに、優秀な子だということで一目置かれる存在だった。
- 健太くんはこの試合に負けたが、一目置かれる存在になった。
- ともこちゃんの観察眼の鋭さに日ごろから一目置いているだけに、興味があった。
- 彼女は常にクラスで一目置かれる存在だった。