「命の綱」の意味
【慣用句】
命の綱
【読み方】
いのちのつな
【意味】
命をつなぎとめておく大切なもの。生きていく上で大切なもの。
つまり、「生きてくうえで絶対に必要なもの」ってことやな。命綱は、登山とかで命をつなぎ止めるためのロープのことやけど、この表現は、それと同じくらい大事なものを指してるんやな。
たとえば、健康や家族、友人とか、それぞれの人にとって一番大事なものがこの命の綱やな。
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「命の綱」の解説
カンタン!解説
「命の綱」っていう表現はね、文字通り、命をつなぎ止めている綱、つまり、生きていくためにとても大切なものを指すんだよ。
例えば、高い山を登る登山者が綱にしっかりとつかまっているように、人生で困った時や危険な状況になった時、それを支えてくれる何かを「命の綱」と呼ぶんだよ。
それは、家族や友達、仕事、趣味、信じる宗教など、人それぞれ違うけど、自分を支えてくれる力の源となるものすべてを指すんだ。
だから、「命の綱」は自分の生活を支え、生きていくための大切なもの、つまり、自分の生命をつなぎ止めてくれる頼りとなる存在やものを表しているんだね。
「命の綱」の使い方
地震で破壊された線路が、十年ぶりに復旧して開通したそうだよ。
それはよかったわ。あの地域に住む人たちにとって、その路線は命の綱だったんでしょうから。
電車の会社の社長が、その地方の出身だったようで、多額の資金を使うことになったとしても地域の人達のために廃線にはさせないってがんばったようだよ。
みんなの想いがこもった線路なのね。
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「命の綱」の例文
- あの橋は、私たちの命の綱だったのに、土砂崩れで使えなくなるんなんて、これからどうやって下山すればいいんだ。
- 離島で暮らす人達にとって、定期船は命の綱だから、なんとしてでも維持していかなくてはいけない。
- このリュックサックに残ったわずかな食糧が、遭難した私たちの命の綱だから、よく考えて食べないといけないんだ。
- 彼は、私が生きていく上での命の綱と頼ることができる唯一の存在である。
- この水は、砂漠を横断するときの命の綱だから、一気に飲み干したり、こぼしたりなんかしてはいけないんだぞ。
まさに人間の命をつなぎとめる綱のような存在だということを示す表現だね。