「命を懸ける」の意味
【慣用句】
命を懸ける
【読み方】
いのちをかける
【意味】
死ぬほどの決意でものごとに当たる。
それは「どんなに大変でも、命がけで挑戦する」ってことやな。
もう後戻りはせん!って、覚悟を決めて物事に立ち向かう意志を表すんやな。まさに生死をかけた行動やな。
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「命を懸ける」の解説
カンタン!解説
「命を懸ける」っていう表現はね、自分の全て、つまり命までも賭けて、物事に全力で取り組むことを意味するんだよ。
「懸ける」には、「ささげる、託す」などの意味があるから、「命を懸ける」はその物事に対して自分の命を託す、あるいは命を差し出すという意味も持っているんだ。
例えば、山登りをするときに命を懸けて登る、と言うとき、それは自分の命を危険にさらしながら、全力でその山を登るという意味になるんだ。
なので、命を懸けると言うときは、その人がその事に対して本当に真剣で、全力で取り組んでいると言えるんだよ。それは、その人がその事を成功させるために、自分の命すらも捧げる覚悟があるということを示しているんだね。
「命を懸ける」の使い方
はあ。よかった。一瞬、負けるかと思ったけど、命を懸けて戦ったおかげで勝つことができたよ。
空手の試合中に、そんな弱気になっていたの?
そうなんだ。でも、負けると思ったときに、怒ったともこちゃんの顔が思い浮かんで、負けたら殺されるって恐怖が湧いてきたんだ。おかげで命を懸けて勝とうという思いを持つことができたよ。あはは。
なんですって。私がそんなに恐いと言いたいの?
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「命を懸ける」の例文
- 彼は、この製品の開発に命を懸けているから、会社が休みの日でも出勤してがんばっているようだよ。
- この法案の成立に命を懸けると、首相は選挙の演説の時から公言していたのだった。
- 彼らは、私を大事にしてはくれるが、命を懸けて守るほどの存在という認識はないようだ。
- 海でおぼれた王子様は、命を懸けて自分を助けてくれた女の子を王様に紹介することにしたのだった。
- 今年度のクラスには、学年一の美少女が居るので、たかが席替えとはいっても、命を懸けた戦いのように真剣なものになる。
どんな困難や危険があっても、それに立ち向かう覚悟があることを示すんだ。